澤光青果は八百屋のいちばん星だ!
なにせ日本一の大田市場の筆頭買い出しで、
仲卸より規模は大きいいのですよ!
こうした迫力満点の「やる気」がお客さまを呼ぶのです。
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【澤光青果便り】№278
おはようございます
さて本日のおすすめ品は・・・
農業問題でもことに青果物の流通にフォーカスしています。 生産者、流通業者、量販店、料理人などの実需者対象。 地域活性化のためにソーシアルメディアを活用中。 講演講師、各種調査依頼もお引き受けいたします。メールでお問い合わせください。
米国中西部のネブラスカ州の東部では、10月末に少しではありますが初雪が降りました。
写真①は、10月31日に撮影した、収穫作業中のとうもろこし畑です。
生産者のトレバー・フォザード氏によれば、同氏も雪の中での収穫作業は初めてであったとのこと。
まだ収穫が済んでいない圃場も多かったようで、米国農務省によれば、同州の収穫進捗率は10月29日時点で45%に留まっていました。
写真②は、同日に撮影された冬小麦畑です。米国農務省によれば、同州では、冬小麦の播種作業は10月末までにほぼ終了し、10月29日時点の発芽進捗率は93%となっていました。
秋に播種された冬小麦は、これから冬季の休眠期を経て早春に生長を再開し、夏頃に収穫される予定です。
◎需給に関する情報は、農林水産省ホームページ「食料需給インフォメーション」へ
農水省の統計に登録されている温州みかんの品種数は120種類。
りんごは外観や食味で明確に品種の違いがわかりますが、見た目で違いがわかりにくいみかんは、品種ではなく収穫時期による作型でカテゴライズされるのが一般的です。
以下、かなり主観が入っていますが、それぞれの特徴をまとめてみました。( )は全体に占める割合と直近10年間のシェア増減のトレンド。
①極早生(18%・減少傾向▼)
9月に収穫される酸味が勝るみかん。
日南1号、上野早生など。
九州産中心。晩秋に走りを楽しむ。
②早生 (39%・増加傾向△)
10-11月に収穫される甘酸っぱいみかん。
宮川早生、興津早生など。
皮が薄くて食べやすい。これぞみかん。
③中生 (10%・変動なし)
11-12月に収穫される甘いみかん。
南柑20号、向山温州など。
酸味が弱まる。だんだん皮が厚くなる。
④普通 (17%・減少傾向▼)
12月以降に収穫される甘いみかん
林温州、大津4号など。
さらに弱酸、晩生よりは日持ちしない。
⑤晩生 (16%・増加傾向△)
最も遅く収穫されるとても甘いみかん。
青島温州、寿太郎など。
濃厚な甘さ。皮は厚いが春まで楽しめる。
現在、出回っているのがボリュームゾーンの早生みかん。
ここ10年で食味に難のある極早生は減少し、食べやすい早生や貯蔵性の高い晩生にシフトしています。
個人的には皮が薄くて袋ごと食べられる早生みかんが大好きです。
甘さ一辺倒ではなく酸味もあっていちばん「みかんらしい」味だと思います。
皆さんは、どの時期のみかんがお好みですか?
日本では主に沖縄で採れる海藻で、正式名称は「クビレズタ(括れ蔦)」。さて、これは何でしょう。
<ヒント1>
球状の葉がぶどうの房のようになっていることからこう呼ばれています。
<ヒント2>
「グリーンキャビア」という別名もあり、世界三大珍味の一つ、キャビアのようなプチプチとした食感が特徴です。
正解は、「海ぶどう」です。
沖縄本島、宮古島など限られた温かい海にのみ生息しているのですが、「旬」の季節も気になりませんか?沖縄料理のイメージから「夏」と思われがちですが、実は「秋から春」にかけてなんです。
海ぶどうの食感の醍醐味、プチプチとした房がよく育つためで、暑くても寒くても房はしぼんでしまうようです。
食べる時にドレッシングなどを使う場合、美味しく食べる「コツ」は、直前にかけることです。
そうしないと房がしぼんでしまうので注意が必要です。
青森県産の終了とともに、神奈川県三浦市農協の青首大根が初入荷。
当市場への入荷開始は平年と同じタイミング。
台風21・22号の影響で正品率・肥大ともに平年を下回っています。年明け1月までこの状態が続く見込み。大切に販売していきたいと思います。