2017年11月27日月曜日

蜜入りはラッキー?







 

 

 

 

 

 

 

蜜入りはラッキー?

 

 

 

 



切った時に芯の周りが黄色く透きとおった状態のりんご♪「蜜(みつ)入りんご」と呼ばれたりしますが、この蜜はりんごが完熟するときに自然にできるものです。

「ソルビトール」という成分で、葉の光合成によって作られ、りんごの実が熟すときに葉から果実に運ばれます。

その後、酵素の働きで果糖やしょ糖、でんぷんなどに変わり、細胞内に蓄えられます。

気温が低くなって酵素の働きが弱まったり、りんごが完熟して細胞内が果糖などで一杯になってしまうと、ソルビトールは細胞同士の隙間にたまり、蜜が入ったように見えるようになります。

これは、りんごが熟して甘くなった証拠でもあるそうです。

蜜が入りやすいと言われているのは、「ふじ」や「スターキング」。

ふじの中でも袋をかけずに育てる「サンふじ」は、特に蜜が入りやすいそうです。

ただ残念なことに、蜜は時間がたつと果実に吸収されてしまうこともあるそうなので、蜜入りりんごを食べるには、運が必要かもしれません。








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