2011年3月31日木曜日

日本酒の新しいカタチ、有機純米酒「滉(AKIRA)」

金沢産の有機米を使用し、日・米・欧の3地域でオーガニック商品として認証を受けたお酒。

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お酒の基本である、米と...水に徹底的にこだわった、日榮の中村酒造さん、渾身のお酒です。

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この味わい深いお酒を多くの方にお試しいただきたいので、4月より当店でのお食事の際、お飲みいただけるようにいたします!



作成:
金澤料亭 壽屋 (大型町家の料理屋)

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2011年3月29日火曜日

みなさんのご協力をお願いします

がんばれ!被災地のこどもたち!!みんなでランドセルを贈ろう!

-みなさんからのご協力をお願いします-


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がんばれ!被災地のこどもたち!!


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2011年3月25日金曜日

ソムリエ・南喜一郎さんが紹介する「春を告げるフキノトウ」

「いまフキノトウがたくさん顔を出しています。

天ぷらが美味しいですね!

たくさん採れるのでフキ味噌を作って1年中食べます。

天ぷらで食べるのは2~3個なので、残りはフキ味噌にします。

フキ味噌を使った、豚のフキ味噌焼きやフキ味噌のパスタは最高です!さらに国産の甲州の白ワインや、アルザスのリースリングと相性が良いのです」

こうしてソムリエに調理法まで紹介していただくと、不思議ですね、食べたくなってきました。

旬の山菜は「よし、これから成長していくぞ!」という植物のエネルギーをわれわれが戴いて元気になるのだそうです。



ところで南さんのお店では美味しいワインについて語り合う懇談会も開催されています。

あなたもお出かけになりませんか?

南喜一郎さんのプロフィール

ワインが好きで毎日飲んでいます。美味しいワインについて語り合いましょう。世界最年少ブルゴーニュのシュヴァリエ称号を叙任。
びすとろかがり火東京タヴァーンのオーナーソムリエです。
ヴィンテージオーディオも趣味。
暁星、慶応卒。

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2011年3月24日木曜日

「うまいもんどころ茨城」の広報活動はたのもしいぞ!

今朝もツイッターで「うまいもんどころ茨城」(umaimon_ibaraki)は健闘しいます。

こうした行政マンたちの元気なツイートは嬉しいな!

全国の地方自治体の職員がだんまりを決め込んでいるなかで、ひときわ目立つではないか。フォロワーも10万人余も持っています。

その広報力を想像してみてください。計り知れないものがあります。ソーシアルメディアは飾りではありませんよ。こうして使ってこそ価値があります。

さて内容は下記のようなもの。

「茨城の小玉スイカについても分析調査で暫定規制値を大きく下回っていることが確認されています。ぜひPRにご協力ください。RT @runaword:夫が筑西市の出身です。もうすぐ小玉すいか出荷の季節。こちら(静岡県)で、なんとか茨城の農産物をPRする...方法はないかなと思案しています」

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2011年3月23日水曜日

おしゃれな直売所を作ってみませんか?


=長野県在住の生産者・亀垣嘉明さんのエッセイを紹介=

雪の中、街まで出かけました。
...
以前に立ち寄ったことのあるカフェで、店の方とお話...。

この店を仕切っておられる、まだ20代の若い女性。

お話をうかがうと、農産物の直売所を手がけてみたいとおっしゃるではありませんか。

今の、直売所に足りないのは、これなんだと思います。若い感性。

正直言いまして、現状の直売所は活気や覇気が無く、オシャレではありません。

だから、お客さんも高齢者が多い...

彼女のお店は、素晴らしいお店です。

もし、このセンスを直売に生かしたら、いい店になるだろうな と思いました。

売り場が綺麗になると、出荷されてくる商品も次第にきちんとした品物になってくるかもしれませんし、単価アップも望めるかもしれません。

そうすれば、若い農業者も出荷してくれるようになるでしょう。

どうですか? どなたか、カフェのようにオシャレな直売所を作ってみませんか?

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2011年3月20日日曜日

青森「ノースビレッジ農園LLC」元気に復興に協力!

栗谷川柳子さん元気に活躍


土作りからこだわって作られている青森県産のトマト(サンマルツァーノ含む)、ハーブ、雑穀、にんにく等を扱う『ノースビレッジ農園LLC(@novinouen)』の代表です。


「三戸町は内陸にあり浜のような津波被害はなかったものの、震災後の強風によるハウス破損、燃料不足による育苗被害が若干出ています。


ガソリンの供給が安定すれば、青森からも各地の復興に協力できると期待してがんばっています」

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2011年3月12日土曜日

奥大山で原木シイタケ栽培に夢を賭ける


はじめまして!

私は鳥取県の江府町で椎茸と干したけのこを生産・販売をしている中尾和仁と申します。

鳥取県ふるさと認証食品の乾椎茸「中尾さんちの乾椎茸」と干したけのこ「干しの王子様」の認証して頂いています。

これからの農業や食のあり方を考え、自然環境に拝領しながら生産活動をしています。

こう言う考え方でやる様になってから、それぞれの立場で色々な素晴らしい考え方の方々と多く出会うようになって来ました。

そう言う方々から色々な知恵やパワーを頂く事が出来、日々感謝して生産活動に励んでいます。

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2011年3月10日木曜日

市場流通で有機野菜を普及拡大させた「角市」

 「すばる会員(年会費24,000円)」入会のお問い合わせ、詳細はこちらへ



有機野菜問題に火がついたのは作家・有吉佐和子さんが朝日新聞の
1974年(昭和50年)10月から75年6 月まで連載した「複合汚染」がきっかけとなっ た。つまり、さまざまな公害問題、毒性物質による複合汚染で環境が激変していることを告発し注目された。農産物も影響を受け、食品の安全性が問題になりだ した。

(写真:角市社長の鈴木忠典さん)

爾来、消費者の食に対する安全性に関心が高まりをみせ始めた。とは言っても、市場はまだ大型共販一辺倒の時代で あった。

いや市場だけではない。農水 省でも全農でも「有機」は傍流であったのだ。「有機」というと白い目でギョロリと睨まれる状態だった。当然、有機野菜の流通は市場外の流通で、マイナー流 通であった。有機野菜は集荷するにもまず量が無かったのである。

大田市場、株式会社角市の鈴木忠典社長は 昭和28年、東京都中央卸売市場神田市場の仲卸に就職、そして昭和44年に独立した。やがて神田市場でも遅ればせながら安心して食べられる農産物(青果物)を必要な時に必要な量だけ手に入るようにして欲しいという要望が出始めた。

有機野菜が入手できないのでは、全国の名だたる集散市場としてあまりにも情けないと感じた鈴木社長は行動を開始した。全国の生産者、消費者、流通業者同士が集まるなかで、どのようにすればそれが実現できるか会合がもたれた。

安 心して食べられる青果物は、堆肥を作り土にいれ、土作りをした農地で栽培された青果物であること、有機農法、自然農法など、栽培方法に特徴のあ る農産物を安心して食べられる食物として議論された。消費者には神田市場に発注すれば、必ず品揃えが出来ると思われていた。しかし神田市場で入手出来ない 物があったのだ。それは有機栽培の農産物で、時々そのような有機農産物の注文を受けるようになると、注文があったものについては「プロとして名誉にかけて も揃えたかった」という。

このような有機農産物が青果物の流通の表舞台に立てない現状をどうして打破するかが課題となった。ともあれ農水省を動かし、系統農協に有機農産物を認めさせることから始めなければならなかった。

昭 和62年全国各地から安全な農産物を市場流通に乗せるべく、多くの人が集まり会議を持ち同士の組織作りから始めた。平成元年に自主基準を発表しそれに沿っ た農産物の生産を奨励した。出来上がった農産物については積極的に市場流通できるように卸売会社や顧客に働きかけた。行政への働きかけの一つとして、消費 者団体と一緒に東京都に有機農産物の売り場を作ってもらう陳情をした。市場に入荷すれば、不特定多数のお客様に販売できるようになるからだ。

農水省は有機農産物の生産及び流通の円滑化並びにその表示の適正>化のための作業にかかり、ついに平成4年に「有機農産物等に係わる青果物等特別表示 ガイドライン」を策定した。その結果、全国のJA農協から有機農産物や減農薬農産物が栽培され、市場にも入荷するようになった。

このことで 適正に産地で表示された有機栽培の農産物が不特定多数の店で買うことが出来るようになり、有機農産物の一つの流れが出来た。市場外流通が 主体であった有機農産物などの流通を、市場流通に乗せた貢献が認められ、角市の鈴木社長は平成6年の園芸振興松島財団の振興奨励賞を受賞した。

現 在はJA農協を中心に、エコマークや安全に気を配った栽培方法に変わってきた。

一方、鈴木社長は食養学院で日本型食生活の研修を受け、日本綜合医学会食養指導士の資格を取得した結果、こうした青果物を社会に広めていきたいという。レス トラン、和食店等ではこれらの青果物に対する関心が高くなっている。JASマーク付きの有機栽培農産物が見られるようになってきたからだ。市場において有 機野菜の普及活動をした人物として、角市社長・鈴木忠典さんの右に出るものはない。

2011年3月8日火曜日

スーパーの繁盛店はどこが違うのか

どんなに不況でも生鮮食料品は各家庭でも必要ですからか買いますね。

大型スーパーがいまどこも収益を上げていません。かつては大型店を提供すれば集客できるのだと乱立してきました。郊外の大型ショッピングセンターも週末型になっています。

一方、生鮮品は毎日購入します。とくに野菜などは買いだめがあまりできません。

スーパーの実力は生鮮品強化が決め手です。加工食品では集客はできません。肉、野菜、魚の生鮮が弱かったたら集客不可能です。生鮮売り場がいかに活気があるかです。

開店前に行列ができる小型スーパーがあります。

この店などもう3三代スーパーが入れ替わりました。しかし、駅前にあった八百屋スタイルのスーパーはすごい活気に満ちています。消費者はそうした事情を良く知っています。目玉は自社製の○○弁当250円。魚は鮮度がよくて定評があります。やはり売り方ですね。値ごろ感のアピールと消費者に訴えるものが違うのでしょう。社長自ら現場で汗を流して働いています。こうでなくっちゃね。






2011年3月7日月曜日

農業に対する追い風をいかに味方にしていくか

私はソーシアルメディアはツイッターとFacebookとブログで、まだUstやユーチューブなどの動画配信には取り組んでいない。いずれ取り組もうとは考えている。それにスカイプも必要となりそうだ。

そうしたソーシアルメディアになぜ取り組むかというと、コミニュケーションの力である。

そのコミニュケーションの力は何かというと、内容のある専門的な知識が求められる。

私の場合、農業問題のなかでとりわけ「青果物の流通」がテーマである。

これは農業産出額がもっとも大きいからだ。野菜、果物はバラエティーに富みしかも回転が速い。

ツイッターでもFacebookでもいまフォローしあっているのがこうした生産者が多いし、関連業者も多い。

市場だけではなく新規の生産者や関連業者に喜ばれる情報を提供していきたと目下、努力中です。ソーシアルメディア参加者も急速に増加していきていることを肌で感じています。

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2011年3月6日日曜日

伝説のスピーチ 環境サミット@リオ






この12歳の少女には脱帽です。あのスティーブ・ジョッブス氏やオバマ大統領にも負けない説得力がありました。スピーチの内容も立派でした。





いま農業の現場に変化が・・・

昨年秋、Facebook友だちの田中雅人さんが稲刈りの写真をアップされた。

田中さんは秋田で「あきたこまち=15ha」を栽培されています。私もあまりの素晴らしさに田中さんの許可をもらいシェアさせていただきました。

すると、さすがはFacebookです。海外に暮らす日本人の方たちから間髪を入れず「望郷の念をソソラレマシタ!」とのメッセージが届きました。アメリカ・ジョージア州アトランタやトルコからもありました。

やはり日本人は農耕民族で秋の稲刈りはDNAにインプットされているのでしょうね。郷愁、海外にいれば望郷の念をそそられるのでしょう。昨年は炎暑であっただけに初秋のこうした光景には癒されるのかもしれません。

それと同時に日本農業はいま貿易交渉でも重大な局面にさしかかっています。孤立無援かなと思いきや農業理解への追い風をいただいているようです。

そして、農外からの新規就農者も数こそすくないですがチャレンジされる若者が出てきました。こうした人たちは農業を1次産業としてではなく、3次産業として捉え楽しい農業をめざす人もいます。農業現場では従来の価値体系は崩壊しつつあります。

こうした生き方が可能となってきたのはソーシアルメディアの普及拡大です。畑から動画配信もできる時代です。業務用需要ともかんたんに結び付ける時代となりました。こうした傾向はますます加速していきそうです。やる気のある人にとってはワクワクする時代となりました。

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2011年3月5日土曜日

全中提言、大規模経営へ大きな転換

朝日新聞が報じたところによると、全国農業協同組合中央会(全中)は4日、競争力向上に向け、水田を中心とする農業の経営規模をいまの10倍程度の 20~30ヘクタールに拡大するべきだとの提言案を発表した。小規模な兼業農家を重視してきた従来の路線からの大きな転換だ。

提言案によると、現在コメ農家など1経営体あたりの耕作面積は平均2.2ヘクタールで、集落のなかに細かく分散しているが、これを集落ごとに20~30 ヘクタールの規模に集約。一つにまとめた農地を、専業農家や農業生産法人など「担い手」の1経営体が効率的に経営する姿を描いている。農地の集積が難しい 中山間地域は、10~20ヘクタールをめどとする。5年後の実現を掲げている。

兼業農家や定年になって帰農した人たちには、用排水路や農道の維持など、担い手の経営体を支える側に回ってもらう。耕作者のいない農地については、担い手に集積するまでの間、農協などが管理して耕作放棄地の「発生ゼロ」をめざす。

1経営体あたり20ヘクタールの集積が実現したとすると、現在140万戸のコメ農家は10万~15万ほどの経営体に再編される計算だ。農協は長く、小規模な兼業農家を金融や肥料販売などの主な顧客とし、それを政治力の源泉にしてきた経緯があり、提言案を「大転換」(冨士重夫専務)と位置づけた。

この提言案が今後どうなるのか注目されるところだ。

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ソーシアルメディアがめざす手法とは・・・

土曜日はTBSラジオの「永六輔の土曜ワイド」を聴くのが好きだ。


きょうのゲストは毒舌家の毒蝮三太夫さん。


永さんが言うのには20年前に毒蝮さんを東京都知事に推そうという動きがあったことをご披露。それは毒蝮さんほど東京の隅々を歩いている人はいないということだったらしい。本人はそれを知らなかったらしいが、「しかし、たとえその声が聞こえてもラジオの仕事を辞めることは出来なかっただろうな」と発言。

ウイークデイはゆうゆうワイドで毎日、都内の商店街を訪ねて店主さんたちと対話を続けて元気付けている長寿番組だ。

ところで永さんはリスナーとの間の付き合いは手紙を使用されるということであるが、毒蝮さんはそうした手法ではないが直接対話である。つまり現場でリアルな付き合い。この二人とても対照的なリスナーと接し方だ。

そこでソシアルメディアがめざす手法も「永さん流」と「毒蝮さん流」を合体させるといいのだと思う。

*永六輔さんがいま言われた言葉。
「お茶を飲むことが大切ではなく、お茶を飲める時間をもつことが大切だ」


2011年3月1日火曜日

情報戦に負けるとリアルの取引で勝てるわけがない

市場の卸は生産者大会に呼ばれ最近の消費地の販売状況を話し夜の宴席での座もちもしなくてはならない。また各種苗会社の季報に原稿を依頼されることもある。実力のある人はこうして自分の力を発揮して出世したいったのである。

自分でかなり勉強しておかないと、生産者からは「毎年同じ内容の話で発展がないね。もっと現場の若いせり人を出してくれよ!」と厳しい言葉を浴びせられる。

東京大田市場の産地駐在事務所の職員には「卸のいうことはあてになりませんよ!」と厳しい意見も聞かされる。
...
やはり情報不足も甚だしい。せり人でソーシアルメディアに取り組んでいる人はほとんどいない。いくらリアルな取引が大切であっても競合産地の動向や量販店のバイヤーの意見を掌握しておかなくてなならないのだ。情報戦に負けたらリアルの取引で勝てるわけがない。


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