百姓なんかで飯は食えん
よしき@九州の山奥で有機農業さんから
「百姓なんかで飯は食えん」
仕事を辞める前に嫌というほど聞いた言葉だ。
親や親戚、友達や会社の上司。
次から次へと浴びせられる、農業を始める人に対する批判的な言葉。
正直、自分が何か悪い事でも始めようとしているのか?と不安になった時期もあった。
あるとき、周囲の言葉に対する矛盾に気がついた。
「じゃあ、その飯は誰が作っているのか?」だ!
一次産業従事者ではないのか?
確かに、毎月決まった金が銀行口座に振り込まれ、金を握りしめて店に行けば、食べ物はなんでも手に入る。
昔はそれでよかった。
でも今はどうだろう?
AIに仕事を奪われリストラに怯えるホワイトカラー層。
農業自体も肥料や資材の高騰、高齢化による離農で生産者が現場からどんどん離脱している。
「飯を食う」ことは、お金を持っていれば解決する話ではなくなったし、そのお金すら手に入らない時代になっているではないか。
百姓で飯が食えなければ、そんな世の中が間違っていると思う。
僕は10年前にサラリーマンを辞めたことを後悔したことは一度もない。





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