2012年5月31日木曜日

橋本昌知事が大田市場でトップセールス




茨城県の農産物「うまいもんどころ」はこの10年で、かなり成果をあげ首都圏市場でも評価を高めた。

橋本知事もトップセールスで大田市場に熱心に顔をだされる。こうして知事がトップセールスで動くと職員も動き出す。ツイッターでも「うまいもんどころ」は精力的です。「量」から「質」の茨城に評価を高めた。

写真は東京青果・茨城県出身の才女・夏川美絵さんと橋本昌知事。とくにメロンの最高のブランディングになりました。お二人ともとてもいい表情です。

夏川美絵さんのFBはこちら
https://www.facebook.com/mie.natsukawa

2012年5月30日水曜日

「青果物の流通」のことならお任せ下さい












「青果物の流通」のことならお任せ下さい


日本農業再生ではサイトを作り変えました。
会員にはログイン方式からパスワード方式にしました。

卸売市場や産地、行政の方で、こうしたことでお悩みではありませんか?

■生産者の販売対策は万全ですか?
 (対象:市場、業務用、直販)
■卸、仲卸の産地対策は万全ですか?
(対象:農協組織、個人出荷者)
■卸、仲卸の販売対策は万全ですか?
(対象:専門店、量販店、業務筋)
■開設者のセリ人研修会講師にどうぞ!

*その他、これに付随する一切のことなら何でもお引き受けします。

プランニング ジェックス (若林邑雄)の「販売促進講座」-32-



【広報】何からすれば?

広報していく悩みは、いろいろです。
抜本的な部分はいくつかあります。まず、現状の振り返り(基本情報)からです。 何がどうなのかからです。地域性もあります。全国同じスタイルでできる部分もあります。
しかし、地域、エリア(セグメントされた)との連携です。 広報紙の作り方、ブログの作り方、FBページの作り方を知ることも重要です。
が、情報の発信、露出の方が重要です。 そこを知ってもらうことからです。そして実践です。
ブログや、広報紙の作り方でなく、それをどう活かして、アクセス数を増やす、問い合わせを増やすという反応が、広報です。 ブログ、HPを作ってもアクセスを多くして、見られた方が反応しなくては何もなりません。
作り方でなく、情報の発信、露出の仕方です。 何か勘違いして、ニュースのように流せばいい。そうしたら全員に知ってもらえる? いいえ。 テレビ、新聞、ラジオのニュースは、視聴者にこの時間に報道されるということが、新聞などで告知されています。インフラが整っている(露出の仕方)ことです。 制作のノウハウは、まず習うようり慣れろ!です。
ブログや広報紙の作り方を知っても、知識です。 更新、配布、問い合わせの対応等の知恵が必要です。 アナウンサーの話し方、時間内に報道する文章量を知っても、それを使って視聴者が見て、聞いてくれる時間帯に告知することのほうが重要です。
見やすさ、読みやすさ、聴きやすさは改善できるののです。そこからスタートは、もうすでにズレています。 どこの誰に、どんな風に、いつ、お知らせするかです。 市町村の広報紙は、色々な情報が詰まっています。詰まっているから読まれる。
また、配布も町内の組織、回覧板等によって、各戸へ届けられます。 まず、こういうことからです。

2012年5月29日火曜日

プランニング ジェックス (若林邑雄)の「販売促進講座」-32-










ズレのない情報発信!?




情報を発信しようとするとき、正確な情報って伝わりにくいものです。
それは、何故なんでしょう?

外部に発信か?内部に発信か?

需要に対しての適切な情報か?

需要と供給のズレがないでしょうか?

極端な例です。

発信者は「りんご」を発信しようとしていても、受け取り側(ターゲット)で「トマト」と受け取られたら

どうなるんでしょう。

 赤い、丸いという情報は伝わっても、内容が果物と野菜では大きな違いになってしまっています。

どこで違ってしまったのでしょう?


情報発信する側は、甘くて、真っ赤な丸いりんごという基本情報を整理しなくては、正しい情報は伝わりません。

思い込みの常識、普通という尺度で判断してしまっている場合もあります。

また、受け手側の需要をよく把握していない場合も、おうおうにしてあります。

市場からの需要を適切に把握、分析しないまま、

これだ!って思い込み情報で発信してしまう場合が、失敗につながってしまいます。

一方で、内部情報の共有化、スキルの統一、作製していく上でのマニュアル化も必要でしょう。

そんなことを簡単な模式図に書いてみました。

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2012年5月28日月曜日

プランニング ジェックス (若林邑雄)の「販売促進講座」-31-








【広報・販促】Webの海原へ情報発信
メディアは、媒体と訳されます。伝達媒体、
両者は重なり合っています。記録媒体と大きく分けられますが、
ご存知のように、ネット社会で、情報が伝達されます。
個人と個人、個人と組織、組織と組織の間の情報発信が、ウェブサービスを経由することによってそれ自体が意味を持つコミュニティとなり、実社会に広く拡散され、影響力を持ち始めたメデ
ィア。ソーシャルメディアと言われています。
広報活動、宣伝、販売促進活動を進めていく上でも重要な位置を占めています。
そのソーシャルメディアは、雲を掴むような話。また、大きく広がった海原のように見えてどこをどう進めばいいかわからなくなってしまいがちです。
いろいろな集客方法もありますが、一歩間違えると影響力もない単なるネットの孤島にになっ
てしまいます。

では、どうすればいいんでしょう。

まず、ステップを踏んで行くことです。




ネットの海原に飛び出すために
【ステップ1】基本情報を整備する。何度も述べていることです。一番重要です。
基本情報を開示されている基地づくりからです。操作性と更新が重要です。

基地を作ったから安心というケースが多いです。
基地は常に活気あふれるものでないとダメということです。

【ステップ2】日頃の活動を発信することです。結果ばかりでなく、予告、将来への期待を抱いて
もらう情報もです。
ネットでは、ブログなどがあります。今、急速に参加者が伸びているFacebookも多機能です。
Facebookを利用する場合、【ステップ1】の基本情報が整備されていないと、伝達媒体として
機能しません。
【ステップ3】交流、伝達の複合をでの情報発信です。
生かすためには、シェア、相互リンクなどを有効に使いましょう。以前に書いた一方通行では、大きな海原から、小さな貝を一つ見つけるようなものです。
以上が概略です。
これを補完するものとして、紙媒体などもあります。紙媒体は伝達とあとで見返していただく記
録媒体として考えればいいということです。
ブログ、Facebookも多機能です。HPの代わりも十分できます。どう使うかを決めることが、大きなネットという海原に乗り出すための船ということです。
以上を模式図に置き換えてみました。

2012年5月25日金曜日

出荷を待つ「越前・三里浜砂丘らっきょう」





6月になると、福井県の代表的特産物で市場でも高い評価をされている「三里浜の砂丘花らっきょう」が出荷されます。これは特産物のなかの特産物です。

この紹介記事を書いてくれたのが、九頭竜川下流域農業用水再編推進協議会に勤務する清水真紀さんです。https://www.facebook.com/mshimizu0102

彼女は抜群の筆力を兼ね備えている才女でFBでも2,3回記事を書いて貰ったことがあります。

昨年6月8日にアップした記事ですが興味のある方はご覧ください。「収穫期を迎えた越前・三里浜砂丘らっきょう」 http://bit.ly/LsgyJH

2012年5月24日木曜日

旭川・「梅光軒」は燃えてるぞ!






旭川・「梅光軒」は燃えてるぞ!
http://www.baikohken.com/about/index.html

「地域資源活用プログラム」は、経産省・中小企業庁が地域経済の活性化を目的として行う認定事業で、全国各地の「地域資源」を活用した企業が価格競争に巻き込まれない、消費者に強く支持される新サービス・新商品を開発し、販売できるよう国がサポートするというものです。

梅光軒では「昨今の産地偽装問題や、食品の輸入問題で消費者の目が厳しくなっている中、自信のある安全な商品をお客様に安心して食べて頂きたい」という思いで商品開発に取り組んでいたが、「地域資源活用プログラム」の存在と、旭川市の地域資源に「旭川ラーメン」が登録されていることを知り、「国(経産省)のお墨付きがあれば、お客様に安心してお求め頂ける。」と考え、事業認定を受けた上での開発・販売を目指し、認可申請を行いました。

平成21年に事業認定を受け、商品開発。同年9月よりインターネット通販や、全国各地の百貨店催事(北海道物産展)での販売を行い、好評を得ていて海外進出まで展開しています。

2012年5月22日火曜日

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2012年5月21日月曜日

後藤克則さんがめざす自然農とは・・・









後藤克則さんがめざす自然農とは・・・







鹿児島で自然農にチャレンジしている後藤克則さんに私は注目しています。そこで後藤さんのホームページに基づいてご紹介してみましょう。


そもそも後藤さんは輸入車の販売の仕事をしていたのですが、奥さんの実家でたまたま畑の草取りを手伝うと自然のなかで汗を流すことで農業に感じるものがあったといいます。そこで45歳のときに農業することを決断。


後藤さんの場合まず自給生活が基本ですから、「営農」という概念はありません。まずここがユニークです。さあ、それでは具体的にみていきましょう。


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鹿児島(伊集院)で自給のために「家族と共に食べたい野菜」を追求しているうちに自然農に巡り合いました。この自然農は安心安全なだけでなく、地球環境にも負荷をかけない永続可能な農のカタチであり、未来の子供達にも後ろめたさを一切感じることの無い生き方です。さらに、この野菜を家族以外にも口にしてもらいたい思いも湧きあがり、少量ではありますが提供させてもらっています。

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自然農の野菜はスーパーはもちろんオーガニック店でもなかなかお目にかかれません。それは、自然農は営農向けの栽培方法とはかけ離れた、非効率的な取り組み方であるために大量に野菜を生産することができないことが主な理由です。効率化の象徴ともいえる機械も、一気に野菜を生長させる肥料も基本的に使用しません。病虫害や草を抑え込んだりする薬も、温度を人為的に調節するビニールマルチやビニールハウスも利用しません。ですから、慣行農法や有機農法の様に大量に生産することは叶わず、自家用プラスアルファ程度の量しか生産できません。それ故に、自給用意外にはごく一部の人のみが口にできる希少野菜なのです。

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" 自然な畑 "では「耕さず、草や虫を敵とせず、肥料や農薬を必要としない」自然農による栽培を行っています。草のない畝に規則正しく野菜が並んでいる一般的な畑とは全く異なり、野菜は草の中で逞しく育っています。また、栽培中どの段階に置いても農薬等を全く使用しておりませんので、その場でそのまま食べることもできます。更に化成肥料はもちろん家畜堆肥など余計なものを投入していないのでエグミやかすかな異臭等もない本来の野菜の優しい味わいを堪能できます。

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1反4畝の第一圃場は十数年前までは慣行農業を行っていた畑でした。当時は肥料や農薬、マルチに農機具も使用していたようです。ただ、その後は所有農家である義父が高齢になり農作業に出られなくなったため、10年以上の年月を経て竹林に姿を変えてしまっていました。2009年、できあがった畑ではなく、「肥料や農薬が浄化された土地で取り組みたい」とこの竹林を農地として選択。自給自足の足がかりとして竹を全て伐採・開墾し、2010年より自然農による栽培を開始しました。隣接は約75%山と林、唯一のお隣さんの土地は牛のワラ置き場になっているため、近隣からの農薬や化学肥料などの飛来の心配の無い恵まれた立地です。


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第二圃場は一昨年まで牛の飼料を栽培していた3畝程の場所を2011年11月に借り受けました。ここも既に竹が進出してき始めていたので竹を切り出し、畝をつくって2012年には蕎麦を栽培する予定にしています。ここも隣地は約75%が林で約25%程は飼料畑と隣接していますが基本的に農薬を使用していないようですので良い立地条件と考えています。

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第三圃場は2011年12月に借り受けた1反8畝の土地です。ここも牛の飼料を栽培していたようですが、20年以上放棄されていたようです。荒れていた時期が長いので笹竹が密集していたり、竹が侵出してきていたり、雑木が点在していたりしていました。ここは2012年の春から世話のできる範囲で取りかかる予定です。隣接は約15%が杉林、約50%が耕作放棄地、約25%が竹林、残りが崖で、こちらも農薬の飛散被害はまずなさそうです。

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後藤克則さんのプロフィール

早朝に畑での草むしり体験をしてから、「こんな風に自然と向き合いながら人生を送りたい」との思いが募り、とうとう45才で農民になることを決意。


さらに木村秋則氏の「奇跡のリンゴ」を読んで自然農法について興味をもちました。青森の"自然農"農家にファームステイさせていただき、更に熊本の"自然栽培"農家に畑見学をさせていただいた後、早速に鹿児島にて竹林を開墾するところから始めました。その時点では、実は"自然農"と"自然栽培"のどちらに取り組むか決まっていなかったのですが、竹林を開墾し畑に向き合ったときに自ずと"自然農"の栽培を行っていました。


そこで自分の心が"自然農"を求めていることを感じ"自然農"に取り組むことを決意。" 自然な畑 "を立ち上げました。ただ、それまで農業経験がなかったため、初年度は鹿児島県立農業大学校の研修生として1年間農業基礎を、並行して福岡自然農塾にも通い"自然農"も学びました。さらに次年度は鹿児島市の"自然農"農家に週2日の頻度で通い学びを深めました。












奇跡の玄米療法







村 知義さんからシェア


引き寄せの法則発動!

ふらふらっと立ち寄った市民活動センターの無料配本コーナーで、引き寄せられるようにお宝本を発掘しました。 阿部一理氏著『奇蹟の玄米療法』(ライフ社)です。 初版発行が昭和52年(私はまだ2歳!)なので、もう絶版ですね。

さらっと目を通しただけですが、玄米療法に限らず、ほとんどの病気を食養で治してしまうすごい本です。 第一章の目次だけ紹介しておきますが、昔からこういうことを紹介している偉大な先人はいらっしゃるのですね。 何でもかんでも病名をくっつけて、適度に効かない、絶対に根治しないクスリをばらまく医薬業界とはえらい違いです。

第一章の目次

第一章 食べものだけで病気は治る
近視は必ず治る
 近視は遺伝ではない/砂糖・果物が眼病の大敵/
 食べものが病気を作る/断食と半断食
夜尿症にはカヤの実が効く
 夜尿症の夜型と朝型/自然との調和と陰陽
塩気の過不足と病気
不眠症に干ししいたけのスープ
結核に塩づけニンニクの黒焼き
 身体の塩を入れかえる
ぜん息にはこんぶの黒焼き
 発作はすぐに止まる

第六章には、あの聖フランシスコ病院長の秋月辰一郎先生と実際に会って話した実話(昭和52年のお話)も収録されており、鳥肌が立ちました。

玄米すごいですねぇ。 玄米のヌカ部分は生きた乳酸菌の大宝庫。 マクロビアンとしては生きられませんが(笑)、発酵・発酵・発酵で乗り切れるんだと、改めて得心させられています。

2012年5月20日日曜日

森美代子ソプラノリサイタルは大盛況!





東京文化会館で行われた森美代子ソプラノリサイタルにゲスト出演されたCHILDHOOD(ハンドフルートとピアノのデュオ)の森光弘さん、お姉さんのために会場に立派に華を添えました。

2012年5月19日土曜日

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2012年5月16日水曜日

富良野で日本一のメロン農家をめざす!











富良野で日本一のメロン農家をめざしているのが、感動野菜産直農家・寺坂農園=寺坂佑一さんです。

その寺坂さんは13年前まではお米と豆づくりで農協出荷をしていました。

しかし長引く市場価格の低迷で赤字の連続。増え続ける借金でため息ばかりでした。                (写真:寺坂佑一さん)


このままではいけない!なんとかしなければ・・・・。


そこで、勇気を出し思い切って米と豆栽培を止めメロン栽培に集中することにしました。自分で販売を考え直売所もオープンさせました。また全国向けの通信販売も開始しました。

何よりの喜びは販売価格を自分で決められることでした。さらにお客さんの声が直接「あのメロンとても美味しかったよ!」と届くことでした。

こうして地道な努力を続け、お客さんの支持を集め一歩一歩売上を増やして自立経営農家をめざしました。

しかし、自然条件は厳しいものです。とくに一次産業は、季節変動が激しく生産がとても不安定です。

メロン全滅状態の時がきました。

お客さんから届いた声は「まるでダイコンみたいな味だ!」「騙されたようだ・・・」と散々。

しかも、こうした時に限り発送ミスも重なり一挙に信用を失いました。

ただひたすら謝り続けるしかなったのです。


しかもメロン栽培に切り替えたことで、仲間とも交流が少なくなりました。お米を中心とする農業は地域の協同作業、集団営農が基本です。

直販を開始するということは、そうしたシステムから抜け出すことでもありました。仲間たちからは「あんなやつは地域に必要ではない!」とも批判されました。

来る日も来る日も「自分だけがなぜだ!」と不安と孤独感に苛まれました。

しかし、こうした絶望のなかでも直販作業は続けました。栽培技術の改善も試行錯誤のなかで諦めずに続けたのです。

自分で決めた道であるから弱音は吐けませんでした。

ところが、また「美味しかった」と子どもたちからの手紙が届くようになりました。そして注文が増えてきました。



一方で地域の運動会やお祭には積極的に参加して、近所の幼稚園児のためにトウモロコシ畑を開放したりして、次第に地域から受け入れられるようになりました。

むかしの仲間たちから「いい野菜をつくるから、販売はたのむよ!」「これは一つの理想の形だな!」と言われるまでになりました。

いまでは栽培面積も拡大し、働いてくれる人たちも増えています。栽培品目はとうもろこし、じゃがいも、人参、カボチャなどです。

寺坂佑一さんがいま取り組んでいるのは栽培技術の改善はもちろんのこと、食の安全性を求めるなかでの営農です。こうした悩みをかかえている生産者は多いのです。今後は寺坂農園が自立経営農家のモデルとなってほしいものです。


この記事は寺坂農園で制作された動画をもとに書かせてもらいました。
http://www.youtube.com/watch?v=qe9eXxrPyYA

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


私はこの動画を拝見したときに、すぐに記事を書かせて貰いたいと寺坂さんに取材をお願いしました。聞きたかったのは下記の3点です。

①栽培品目の転換をはかった経緯(米、豆→メロン)
②なぜ産直を始めたのか
③どうして幸運を引き寄せられたのか

①については米の消費減が激しいので当然のことです。

②については寺坂さんも力説されてましたが、消費者の声が直接聞けることの意味は大きい。相場で出荷する品目ではいくらで販売できるか分からない。ここに生産者にとっていまいちばん大きな不満があります。したがって自分で売価を決められるところが大きな魅力であることに変わりはない。

③については、諦めない努力は多くの生産者が体験しています。むろんそうした粘りが幸運を呼ぶきっかけになった思いますが、タ-ニングポイントになったのは、地域社会への溶け込みの努力が大きいと思い寺坂さんにもお聞きしました。むかしの仲間たちに「これは一つの理想のかたちだ!」といわれるようになったのは、とても有難いことだし、同調者が増えていくことでしょう。

寺坂農園の今後の課題としては、「食の安全と栽培法の改善」が残るでしょう。いま消費者の関心は食の安全性の問題です。寺坂農園がこうした問題を克服したときにさらに大きな飛躍ができるでしょう。

「そうめん」はこうして乾燥させる








北川 豊彦さんからシェア
https://www.facebook.com/somenojisan

「手延べそうめんの製造風景」

手延べそうめんを乾燥させているところです。
乾燥というよりは、長時間かけて水分を抜くという感じです。

2012年5月15日火曜日

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旭川生花市場のフェイスブック活用事例

 「すばる会員(年会費24,000円)」入会のお問い合わせ、詳細はこちらへ







北海道・旭川生花市場の池田雄輔さんはフェイスブックをとても有効に利用されています。全国の市場をみてましても、こうした活用事例はまだありません。https://www.facebook.com/asahikawaseika.ikeda

たとえば近在花生産者の圃場巡回がお見事です。いまならヒマワリ、ビンセントマンダリン、サンリッチオレンジ、フレシュレモンなどの生育を画像で報告。間もなく手法としては動画に変わっていくでしょう。

池田 雄輔 さんは「宣伝・販促ツールや他の社員との情報共有ツールとして使っていますよ。アップロードが楽なので便利です。」と説明しています。産地市場の強みです。いずれ業界トップをいくのかも知れません。楽しくて仕方がなさそうです。

一方、青果物の場合は卸でソーシアルメディアを使いこなせているとこは、生産者や実需者に比べたらまだまだ少ない。こうした情報発信をすべきです。

市場の公共性をアピールしよう!











とくに中央卸売市場は公共投資ガ行われていますので、市場の役割をもっと市民に知らせる必要があります。

開設者がダンマリを決め込んでいるところは発展をしません。閉鎖に追い込まれて当然です。

いまは広域流通になっていますので、努力をしない市場は淘汰される時代です。

広島県・福山市の市場は民設・民営で運営されている市場ですが、DVD作成で子どもたちにまで市場の役割を示しています。とても活力のある市場です。

あなたのお住まいの市場は公共性のための努力をしていますか?