2011年3月1日火曜日

情報戦に負けるとリアルの取引で勝てるわけがない

市場の卸は生産者大会に呼ばれ最近の消費地の販売状況を話し夜の宴席での座もちもしなくてはならない。また各種苗会社の季報に原稿を依頼されることもある。実力のある人はこうして自分の力を発揮して出世したいったのである。

自分でかなり勉強しておかないと、生産者からは「毎年同じ内容の話で発展がないね。もっと現場の若いせり人を出してくれよ!」と厳しい言葉を浴びせられる。

東京大田市場の産地駐在事務所の職員には「卸のいうことはあてになりませんよ!」と厳しい意見も聞かされる。
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やはり情報不足も甚だしい。せり人でソーシアルメディアに取り組んでいる人はほとんどいない。いくらリアルな取引が大切であっても競合産地の動向や量販店のバイヤーの意見を掌握しておかなくてなならないのだ。情報戦に負けたらリアルの取引で勝てるわけがない。


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