「すばる会員」入会のご案内
青森合同青果株式会社
フラクタル形状といいます
競売コーナーにロマネスコが並ぶ季節になりました。
カリフラワーの仲間で食感も似ています。
つぼみがドリルのように渦を巻いているユニークな形状で、よくみるとひとつひとつの突起にも同じように螺旋形の小さな突起が並んでいます。
さらにその小さな突起にもごく小さな突起が螺旋形に…自然が生み出した芸術品です。
農業問題でもことに青果物の流通にフォーカスしています。 生産者、流通業者、量販店、料理人などの実需者対象。 地域活性化のためにソーシアルメディアを活用中。 講演講師、各種調査依頼もお引き受けいたします。メールでお問い合わせください。
競売コーナーにロマネスコが並ぶ季節になりました。
カリフラワーの仲間で食感も似ています。
つぼみがドリルのように渦を巻いているユニークな形状で、よくみるとひとつひとつの突起にも同じように螺旋形の小さな突起が並んでいます。
さらにその小さな突起にもごく小さな突起が螺旋形に…自然が生み出した芸術品です。
昨日、石川県・金沢市で加賀野菜『源助だいこん』の出荷が始まりました。
一昨年取材で訪れた部会長の松本さん宅では、早朝から家族や研修生などが収穫作業に当たりました。
丸みを帯びた白い肌で、水分量が多く煮崩れしにくいため、おでんなどの具材で人気です。
今日の初競りを経て、店頭に並びます。
そろそろ漬け物用赤カブのシーズン。
曇天で生育が遅れていましたが、ようやく来週から入荷が本格化します。
播種直後に台風に見舞われ作柄はよくありませんので、相場は平年よりも高めで推移しそうです。
昔から日本では田んぼを守ってくれる田の神様がいると信じられてきました。
春に山から田んぼに下りてきた依り代がかかしになると考える長野県や山梨県の一部地域では、その年の感謝の気持ちを込めてお餅などをお供えし、山に帰るのを見送る風習が残っています。
その中の一つ、長野県北安曇郡池田町では、10月22日に「かかし(案山子)あげ」が開催されます。
写真は昨年の様子。写っているのはほとんどがかかしです!
様々な装いで人間そっくりにつくられ、田んぼに立って稲の生長を見守ってきた田の神様の最後の晴れ舞台です。
当日は地元で獲れた新米や野菜の販売なども行われるそうです。
お近くの方は足を運ばれてはいかがでしょうか。
五戸町川内地区で行われたJA八戸主催のながいも試験掘りに当社担当者2名が出席。
生産者、農協、行政、市場関係者が一堂に会して28年産ながいもの生育状況を確認しました。
8月下旬からの台風や天候不順による多雨および日照不足の影響で肥大が弱く、正品率の低下も懸念され、
現時点での作柄は平年をやや下回っていました。
全県的にみると、深刻な台風被害を受けた上北郡北部の生育状況が特に悪いため、平年の8~9割の作柄との予想も出ています。
ただし、圃場の条件による良し悪しもあるため、こればかりは「掘ってみないとわからない」というのが正直なところです。
来月中旬には収穫が始まります。
待ち遠しくもあり、心配でもあります。
農林水産省では周年供給を図る重要野菜については出荷時期で区別しています。
だいこんならば、7月から9月に出荷されるのが「夏だいこん」、10月から翌年の3月までが「秋冬(しゅうとう)だいこん」、4月から6月までを「春だいこん」と呼びます。
価格低迷時に補給金を交付する「野菜生産出荷安定法」並びに関連する施行令で定められています。
10月になり秋だいこんの入荷が始まりました。
青森県では一年で最も作りやすい時期なので、よい品物がたくさん収穫できます。画像の六ケ所村産のだいこんも素晴らしい出来ばえ。
思わずため息が出る美しさ、1か月前とは大違いです。
面積当たりの収穫量も増えるため入荷も増加。
平年であれば相場は軟調となるのですが、競合産地の北海道産の切上りが早く、後続の関東産も大幅に出遅れており、品薄感が解消されず堅調な相場が続いています。
よい品物が高く売れるのは、せり人として本当にうれしいです。
消費者の皆さんも、品質が悪くて高いよりはマシですよね(上目遣いで恐る恐る…)
和歌山県産のたねなし柿は、そろそろ刀根早生(とねわせ)から平核無(ひらたねなし)へ切り替わる時期となりました。
今年は9月の長雨で果実肥大が進み画像のような大玉が多くなっていますが、後続の新潟県産「おけさ柿」や山形県産「庄内柿」は逆に小玉傾向のようです。
柿好きの方は今のうちにモリモリ食べておきましょう(笑)
また、渋柿に含まれるタンニンは、アセトアルデヒドと結合し体外へ排出する作用があるので、二日酔いの防止や解消に効果があります。
酒席が増えるこれからの時期は酒飲みの強い味方です。
飲む前に1個食べておくと翌日が楽ですよー。
神奈川県JAはだのの「丹沢レッド」が初入荷。
果肉の中心部が赤い極甘のキウィです。
酸味が弱くキウィの酸っぱさが苦手な方におススメ。
濃厚な甘さを楽しめます。
グリーンよりも熟度の進みが早いので、せっかちな人にもおススメ(笑)縦につまみ、指で押して少しへこむくらいがめやすです。
10月に入りにんにくの相場が続伸しています。
周年供給体制が整っているため、極端な相場の変動は起こりにくい品目なので珍しいです。
いくつかの要因が重なり引き合いが強まっています。
具体的には、29年産の植え付け用種子需要の終了間際での盛り上がり、
加工業務筋の手持ち在庫が切れるタイミング、農作業の集中による出荷量の一時的な落ち込みなどなど。
現在、大根、人参、ごぼうなど収穫中の野菜がもれなく品薄高となっています。
市場からの出荷要請圧力が強く、
にんにくの「磨き」(出荷のための調整作業)まで手が回らないってことが最大の原因かも…ふぅ~