来年もよろしく
今日は稲刈りが一段落するこの時期に行われる収穫祭の一つ、「かかし(案山子)あげ」をご紹介します。
昔から日本では田んぼを守ってくれる田の神様がいると信じられてきました。
春に山から田んぼに下りてきた依り代がかかしになると考える長野県や山梨県の一部地域では、その年の感謝の気持ちを込めてお餅などをお供えし、山に帰るのを見送る風習が残っています。
その中の一つ、長野県北安曇郡池田町では、10月22日に「かかし(案山子)あげ」が開催されます。
写真は昨年の様子。写っているのはほとんどがかかしです!
様々な装いで人間そっくりにつくられ、田んぼに立って稲の生長を見守ってきた田の神様の最後の晴れ舞台です。
当日は地元で獲れた新米や野菜の販売なども行われるそうです。
お近くの方は足を運ばれてはいかがでしょうか。
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