2012年5月21日月曜日

後藤克則さんがめざす自然農とは・・・





鹿児島で自然農にチャレンジしている後藤克則さんに私は注目しています。そこで後藤さんのホームページに基づいてご紹介してみましょう。

そもそも後藤さんは輸入車の販売の仕事をしていたのですが、奥さんの実家でたまたま畑の草取りを手伝うと自然のなかで汗を流すことで農業に感じるものがあったといいます。そこで45歳のときに農業することを決断。

後藤さんの場合まず自給生活が基本ですから、「営農」という概念はありません。まずここがユニークです。さあ、それでは具体的にみていきましょう。

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鹿児島(伊集院)で自給のために「家族と共に食べたい野菜」を追求しているうちに自然農に巡り合いました。この自然農は安心安全なだけでなく、地球環境にも負荷をかけない永続可能な農のカタチであり、未来の子供達にも後ろめたさを一切感じることの無い生き方です。さらに、この野菜を家族以外にも口にしてもらいたい思いも湧きあがり、少量ではありますが提供させてもらっています。

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自然農の野菜はスーパーはもちろんオーガニック店でもなかなかお目にかかれません。それは、自然農は営農向けの栽培方法とはかけ離れた、非効率的な取り組み方であるために大量に野菜を生産することができないことが主な理由です。効率化の象徴ともいえる機械も、一気に野菜を生長させる肥料も基本的に使用しません。病虫害や草を抑え込んだりする薬も、温度を人為的に調節するビニールマルチやビニールハウスも利用しません。ですから、慣行農法や有機農法の様に大量に生産することは叶わず、自家用プラスアルファ程度の量しか生産できません。それ故に、自給用意外にはごく一部の人のみが口にできる希少野菜なのです。
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" 自然な畑 "では「耕さず、草や虫を敵とせず、肥料や農薬を必要としない」自然農による栽培を行っています。草のない畝に規則正しく野菜が並んでいる一般的な畑とは全く異なり、野菜は草の中で逞しく育っています。また、栽培中どの段階に置いても農薬等を全く使用しておりませんので、その場でそのまま食べることもできます。更に化成肥料はもちろん家畜堆肥など余計なものを投入していないのでエグミやかすかな異臭等もない本来の野菜の優しい味わいを堪能できます。

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1反4畝の第一圃場は十数年前までは慣行農業を行っていた畑でした。当時は肥料や農薬、マルチに農機具も使用していたようです。ただ、その後は所有農家である義父が高齢になり農作業に出られなくなったため、10年以上の年月を経て竹林に姿を変えてしまっていました。2009年、できあがった畑ではなく、「肥料や農薬が浄化された土地で取り組みたい」とこの竹林を農地として選択。自給自足の足がかりとして竹を全て伐採・開墾し、2010年より自然農による栽培を開始しました。隣接は約75%山と林、唯一のお隣さんの土地は牛のワラ置き場になっているため、近隣からの農薬や化学肥料などの飛来の心配の無い恵まれた立地です。

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第二圃場は一昨年まで牛の飼料を栽培していた3畝程の場所を2011年11月に借り受けました。ここも既に竹が進出してき始めていたので竹を切り出し、畝をつくって2012年には蕎麦を栽培する予定にしています。ここも隣地は約75%が林で約25%程は飼料畑と隣接していますが基本的に農薬を使用していないようですので良い立地条件と考えています。

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第三圃場は2011年12月に借り受けた1反8畝の土地です。ここも牛の飼料を栽培していたようですが、20年以上放棄されていたようです。荒れていた時期が長いので笹竹が密集していたり、竹が侵出してきていたり、雑木が点在していたりしていました。ここは2012年の春から世話のできる範囲で取りかかる予定です。隣接は約15%が杉林、約50%が耕作放棄地、約25%が竹林、残りが崖で、こちらも農薬の飛散被害はまずなさそうです。

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後藤克則さんのプロフィール

早朝に畑での草むしり体験をしてから、「こんな風に自然と向き合いながら人生を送りたい」との思いが募り、とうとう45才で農民になることを決意。

さらに木村秋則氏の「奇跡のリンゴ」を読んで自然農法について興味をもちました。青森の"自然農"農家にファームステイさせていただき、更に熊本の"自然栽培"農家に畑見学をさせていただいた後、早速に鹿児島にて竹林を開墾するところから始めました。その時点では、実は"自然農"と"自然栽培"のどちらに取り組むか決まっていなかったのですが、竹林を開墾し畑に向き合ったときに自ずと"自然農"の栽培を行っていました。

そこで自分の心が"自然農"を求めていることを感じ"自然農"に取り組むことを決意。" 自然な畑 "を立ち上げました。ただ、それまで農業経験がなかったため、初年度は鹿児島県立農業大学校の研修生として1年間農業基礎を、並行して福岡自然農塾にも通い"自然農"も学びました。さらに次年度は鹿児島市の"自然農"農家に週2日の頻度で通い学びを深めました。

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