2026年9月27日日曜日

固定種と在来種の変遷

 

 


 

 

 

 

 

 

 固定種、在来種、F1の違いを
見極める必要が出てきます

 

 

 

 

 

 


 

 

 種取りをする人たちの間では、
自分で採り始めて九年までを自家採種、
十年以上を在来種、五十年以上を家宝種と呼ぶこともあります。




 

 

石井吉彦|種と土と野菜の学校「石井ピュアファーム」代表




「固定種と在来種の変遷」①もともと、何を指していたか

種の話になると、固定種、在来種、F1の違いを見極める必要が出てきます。

昔は、もっと単純でした。その土地で採り、また蒔く。残った株が、次の年の種になる。それだけのことでした。

在来種は、その土地で長く採り続けてきた種です。
気候も、土も、人の好みも、種の中に残ります。揃わない。遅いものも早いものもある。それが、土地の顔でした。

種取りをする人たちの間では、自分で採り始めて九年までを自家採種、十年以上を在来種、五十年以上を家宝種と呼ぶこともあります。

固定種は、性質を落ち着かせた種です。
良いものを選んで採種し、何代も繰り返す。翌年も同じように育つ。種屋では、選抜を重ねて固定したものを固定種と呼びます。

在来種は、その土地に根を張った固定種だ、と考えてもよいでしょう。ただし逆は成り立ちません。全国で売られる固定種が、特定の村の種とは限らないからです。

ここでは、種は残すものでした。買うことはあっても、畑でつなげる種でした。
そこから名前だけでは区別が難しくなっていったのは、人が混ぜ、急ぎ、商品の名前を付け始めてからです。

※次回は、F1と固定種が混ざり、名前だけでは分からなくなった話です。



 

 

 

 


 

0 件のコメント:

コメントを投稿