滋賀県を代表する発酵食品の「ふな寿司」
奈良時代の前から琵琶湖周辺で作られており、日本の寿司の原点とも言われています。
作り方は、冬から春にかけて獲られたふな(ニゴロブナ)のうろこをとり、内臓を抜き、腹に塩を詰め、桶で塩漬けにします。
3か月以上たって、夏の暑い時期にふなを桶から取り出し、水で良く洗い、干してから、今度は、ご飯と一緒に漬けこみます。
昔は多くの家庭で漬けられ、味もそれぞれ異なり、おもてなしに用いられていたそうです。
時季的にも、ちょうどおいしくなる頃です。
最近では、発酵食品の人気も後押しとなり、ふな寿司に関連する商品も販売されていますので、機会がありましたらぜひ召し上がってみてください。
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