希少な大根
全国屈指の大根の産地である神奈川県三浦半島では、地名の付いた「三浦大根」も栽培されています。
葉の部分から下に向かって太くなる「中ぶくら」という独特な形をしていて、大正時代から三浦の代表的な大根として作られてきましたが、1979年の台風被害を契機に生産量は激減。
今では三浦で出荷される大根のわずか1%にも満たないレアものです。
しかし、人気は根強く、出回る冬の時期には直売所まで三浦大根を買いに訪れる観光客もいるんだとか。
肉質は非常に緻密でみずみずしく、煮崩れもしにくいので、体が温まる鍋や煮物を作るのにピッタリです。
機会があればぜひお試しください。
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