早春の黄色い手毬
クイズです。
この花、何の花?
《ヒント1》
樹皮を利用して、「あるもの」を作ります。
《ヒント2》
先月号の農林水産省広報誌「aff(あふ)」でも、少しですがご紹介しています。
答えは、和紙の原料として知られる三椏(ミツマタ)の花です。
3月から4月にかけてのこの時期、葉が芽吹く前の枝先に花を咲かせます。
小さな花が半球状に集まった形状をしていますが、花弁(花びら)にみえるのは実は筒状の萼(がく)で、実際には花弁はありません。
萼の外側が白く内側が黄色いため、開花に従って白から黄色へと花色が変わっていくように見えるそうです。
三椏の群生地は日本各地にあり、早春になると、黄色い手毬のような花で辺り一面が埋め尽くされるそうです。
皆さんも足を伸ばして、幻想的なその景色をご覧になってみてはいかがでしょうか。
写真提供:(一社)安芸高田市観光協会
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