2011年10月28日金曜日

創業176年、タキイ種苗の農業支援の取り組みとは








 一粒でも悪い物を売れば 会社は潰れる

 



カンブリア宮殿(2011年 10月27日)にタキイ種苗の5代目社長・瀧井傳一(たきい・でんいち)氏が出演された。同社の創業176年。創業は1835年(天保6年) 設立は1920年。

モットーは「良いタネを売れば会社は発展するが、一粒でも悪い物を売れば 会社は潰れる」

毎年2000品種の中から新種を育成し、10年かけて商品化されるのはわずか1種類という究極の製造業。常に10年先の市場を見通す開発力でリストラも借金も一切なし! 跡継ぎ問題、自給率の低下と悲鳴を上げるニッポン農業をタネから救ってみせる!大ヒット連発!日本の食卓を支える 驚異のタキイ パワー!

とくに有名なヒット商品は「青首だいこん」とトマトの「桃太郎」。

■生産性を上げ、食味をアップ■タネはペレット加工で扱い易さアップ■発芽率を90%以上にアップ

瀧井社長が力説されたことは、これまで30万種のタネを保存していて、トマトだけでも4万種ある。こうしたタネの保存資源を活かし遺伝子組み換えには手をつけないといことである。

さらにタキイは専門学校を持っているこだ。滋賀の研究農場に併設されている全寮制「タキイ園芸専門学校」。

農業を志す若者が最大2年間学べ、しかも学費・食費・寮費全部タダ、全ては 明日のニッポン農業の担い手を育成する為のタキイの社会貢献だ。タキイ社員とともに、土作りから野菜などの育成・収穫までみっちり学ぶことができるのだ。

60年以上も続くこの学校、その卒業生は全国各地で大活躍"稼げる農業"を実践し革新を起こし続けている。







2011年10月22日土曜日

りんごも見てくれより味で勝負だ!

米国では「ごまをする」ことを「アップル・ポリッシュ」つまりリンゴ磨きというらしい。小学生が先生にピカピカに磨き上げたリンゴを渡す習慣があったためという。


しかし、いくら磨き上げたところでリンゴは食べものだ。味が勝負どころだ。日本でもリンゴ栽培では、秋になると果実のまわりの葉を取り除く葉摘みがおこなわれるのが一般的だ。果実全体に着色できるからだ。さらに収穫後に庭にならべて水をかけると、人工口的に着色できるから・・・。見てくれ重視では、このように厚化粧が始まるのだ。厚化粧ほど見苦しいものはない。


しかし葉摘みをせずに栽培すると、実が完熟するまで葉で作られた養分が果実に送られ、甘味がますのだ。こうしたリンゴを「葉とらずリンゴ」という。しかし色まわり悪く、見てくれは良くないのだ。それでも味は、たっぷり密も入っていてとてもいいのである。さらに葉っぱの影がついているのは美味の証でもある。販売においてはそこのところを、もっとセールスポイントにすべきである。


やっぱり農薬や化学肥料を使用せず、自然に逆らわず栽培したものがいいのである。このように自然回帰現象が大きなうねりとなって起こってきているようだ。消費者もだんだん賢くなってきて、そういう美味しさに気付き始めてきた。

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2011年10月21日金曜日

りんごの陸奥とサン陸奥との違いは・・・

陸奥(むつ)とサン陸奥は同じ品種ですが、太陽光に当てるかどうかでかなり違います。

左が陸奥で、はじめは袋をかけておき、収穫前に袋をはがすことで赤く色が着きます。

右はサン陸奥で、最初から最後まで袋をかけずにいると色が青いままです。

日焼けした状態が青いということになるのでしょうか?

不思議ですね。

★(ちなみにサン陸奥、サンふじなどのサンとは、燦々と太陽の光を浴びるのサン、太陽のSUNだといわれています。)


【作成者:大中実さん】
https://www.facebook.com/oonaka

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2011年10月20日木曜日

おせち用の「真紅金時人参」に期待を寄せて


お正月のおせち料理に欠かせない金時ニンジン、今年も植えています!


真夏の8月に種を播き、2ヶ月が過ぎてやっとここまで大きくなりました。


12月になれば収穫できるかな?。


金時ニンジンは甘味があって私は大好きです。


葉っぱは乾燥させてふりかけにしようかな?.


ちなみに種は野口種苗で購入したもので、種そのものは香川県で採取されたものらしいです。


そういえば香川県は金時ニンジン生産量、日本一らしいです。


【作成者:Kazuhiro Kohigashiさん】
http://blog.livedoor.jp/kohigashi/archives/51670436.html

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2011年10月3日月曜日

なぜ桑を食べるとシルクのようにしなやかな美しい身体になれるのか

日本農業再生




大地の恵みを揃えたJA越前丹生 農産物直売所

福井県丹生地区は平野あり、山あり、海ありでバラエティー豊かです。

JA越前丹生 農産物直売所「丹生膳野菜」には、いまおコメを中心に実りの秋の大地の恵みがたくさん出荷されています。


織田キュウリやニューピーマンなど地元で採れる農産物や、タケノコなどの山菜、地元越前漁港で水揚げされる海産物、日本水仙の群生地「越前海岸」から福井県花の「越前水仙」が豊富に出荷されてます。

丹生膳野菜には、地元の農家のみなさんが日々丹精込めて作られた食材が並びます。

その日の朝に収穫された採れたてピチピチの新鮮食材。農家のこだわりや気持ちが感じ取れます。

どうぞご来店を!


2011年10月1日土曜日

【特集】海外食料需給レポート

農林水産省

消費量の増加から、穀物全体、油糧種子の期末在庫率は低下する見込み。北
半球では夏作物が収穫期に入り、今後本格化。南半球では10月以降の作付けに
向け、一部地域で土壌水分不足の懸念。
穀物全体の期末在庫率は19.5%と前年度(20.3% )を下回り、FAOの安全在庫
水準(17~18%)に近づく見込み。

≪主な品目別の需給≫
(1)小麦
生産量は前年度の減産から回復して消費量を上回るが、期末在庫率は低下す
る見込み。
【生産量】678百万トン(+4.6%)
【消費量】677百万トン(+3.4%)
【期末在庫率】28.7%
・米国の春小麦は収穫が概ね終了。2012/13年度の冬小麦は、土壌水分不足で
作付けに遅れ。
・ウクライナは収穫が終了し、ロシアは収穫が終盤。生産量は前年の干ばつか
ら回復の見込み。2012/13年度の作付けが本格化。
・独では収穫期の降雨で品質が低下し、飼料向けの割合が増加。一方、東欧諸
国等では天候に恵まれ、作柄は概ね良好。
・西豪州を中心に豪州は豊作の見込み。
・作付けが遅れたカナダでは収穫が本格化し、作柄は概ね良好。

(2)とうもろこし
生産量は史上最高を更新するものの、消費量を下回り、期末在庫率は低下す
る見込み。
【生産量】855百万トン(+3.7%)
【消費量】862百万トン(+2.1%)
【期末在庫率】13.6%
・米国では7月の受粉期の高温乾燥により生産量は下方修正。飼料用やエタノ
ール用も下方修正。期末在庫率は、引き続き低水準(5.3%)。
・中国は好天に恵まれ、史上最高の生産量となるも、旺盛な畜産物需要により
消費量も増加し、輸入を継続する見込み。
・アルゼンチンで作付けが始まり、ブラジルでも10月以降に夏とうもろこしの
作付けが始まる。
・ウクライナ、EUでは天候に恵まれ、生産量は増加。

(3)米
アジア諸国での収穫面積増加等により、生産量は史上最高を更新して消費量
を上回り、期末在庫率は上昇する見込み。
【生産量】458百万トン(+1.6%)
【消費量】456百万トン(+1.6 %)
【期末在庫率】21.6%
・タイでは10月の担保融資制度の再導入により、国際価格への影響懸念。
・インドでは米の輸出が限定的に許可された。

(4)大豆
生産量は消費量を下回り、期末在庫率は低下する見込み。
【生産量】259百万トン( ▲ 1.9%)
【消費量】262百万トン(+ 3.8%)
【期末在庫率】23.9%
・米国では収穫面積の減少に加え、7月以降の高温により、生産量は減少する
見込み。
・旺盛な大豆(搾油用)需要で中国の輸入は増加するも、アルゼンチン、ブラジ
ル等の輸出量の増加により米国の中国向け輸出需要は減少見込み。
・ブラジル、アルゼンチン等の南米では、10月から年末にかけて作付け。


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