2018年6月6日水曜日

チャグチャグと鈴が鳴る










 









チャグチャグと鈴が鳴る





馬産地として名を馳せ、家族の一員として「馬コ」(馬)を大事に扱ってきた岩手県の南部盛岡地域。

そんな愛馬精神から生まれたお祭りが「チャグチャグ馬コ(うまっこ)」です。

100頭ほどの馬が、滝沢市の鬼越蒼前神社から盛岡市の盛岡八幡宮まで13kmの道のりを行進するというこのお祭り。

最大の魅力は、馬が着る色鮮やかな装束と鈴が奏でる音。

1頭当たり700個とも言われる鈴が装束に着けられ、歩くたびに“チャグチャグ”と鳴るのが名前の由来なのだとか。

さらに、首にはドーナツ型の鳴り輪が下げられますが、これはオオカミよけの名残。

広い場所だと4km四方に鳴り響くと言われています。

「残したい日本の音風景100選」にも選ばれているというその音は、6月の第2土曜日に聞くことが出来ます。


写真提供:滝沢市観光協会



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