2017年6月2日金曜日

【澤光青果 便り】№98  きょうのおすすめ品は何だろう?


日本最大の大田市場・東京青果には
全国の有力産地が日本一の評価を求めて出荷してきます。

その中で指定席を確保することは半端な覚悟ではできません。

とりわけ「さくらんぼ」は一玉入魂の作業です。

消費者の皆さんもたまには、
そうした生産者の仕事ぶりを思い浮かべてほしいものです。 





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【澤光青果 便り】№98




おはようございます


さて本日のおすすめ品は・・・





 

本日のおすすめ品 

 

 

 

 

群馬県産      『辛味大根』



山形県産    『さくらんぼ東根佐藤錦』

辛味大根

今の時期には欠かせません!

辛味大根と呼ばれているものは普通の大根より小ぶりで辛味が強く、水分が少ない大根の総称です。

一言で辛味大根と言っても、親田辛味大根やねずみ大根など古くから栽培されてきたものや赤いもの、緑色のものなど様々です。

そばやうどんの薬味にどうぞ!

辛味大根はその辛味と、水分が少なくおろしにした時に水気が少ないので、そばつゆなどが薄まらないと言うこともあり、そばやうどんに用いられる事が多い大根です。

ただ、非常に辛いので、普通の大根のような煮物などにはむいていません。



佐藤錦
どの品目も生産者の皆様の努力をかんじますが特にさくらんぼは収穫期間みじかいのでたいへんだと感じます。

昼夜を問わず作業されてる生産者の皆様に脱帽でございます。

皆さん是非しっかり噛み締めて味わって召し上がってくださいませ。

「佐藤錦」は糖度が高く、甘さ十分、そして酸味とのバランスが抜群に良い品種です。

赤く色付いた果実は甘さが濃く、プリプリのさくらんぼが口の中ではじける食感はたまらない美味しさです。

大粒になるほど、果肉が厚く果汁たっぷり。

甘さの中に程よい酸味が加わったジューシーな食味はさくらんぼの最高峰ならではです。

山形県のさくらんぼは生産量が全国第1位で、全国の生産量の約75%を占める山形県を代表する果物です。

山形県は、夏は暑く梅雨のときも雨が少なく、風も強くないなど、さくらんぼが育つのに適した気候であることから、山形県内で多く栽培されるようになったといわれています。

日本へは、明治の初めころにアメリカやフランスから導入されました。

山形県でもこの頃から栽培が始まったようです。

さくらんぼの栽培は、驚くほど手間がかかります。

4月中旬から5月上旬にかけて降る遅霜や、梅雨の時期の雨、また野鳥から守る設備、また実を大きくするための間引きなど1年を通して注意しなければなりません。

収穫時には、朝早くから家族・親戚、近所の人が総出で収穫作業を始めます。

さくらんぼは、あまり日持ちがしないのですべての作業が時間との闘いです。

ひと粒ひと粒選別し、手作業で箱詰めをして、その日のうちに発送します。


生産者の皆様本日も素晴らしい逸品ありがとうございます。

本日も宜しくお願い申し上げます。

最後までご覧頂き誠にありがとうございます。


          澤光青果 宮下




 

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