2014年2月19日水曜日

青果物の流通では泣き笑いはつきもの




青果物の流通では泣き笑いはつきものです。


だからビジネスにする場合には、いかにリスクをヘッジしておくかがポイントになります。


地域いちばん店のスーパーまるさんでは、大田市場では品薄感で価格高騰しているのに
昨日もホウレン草を一束77円で通常どおり販売して常連客から信頼されていました。


仕入れる市場が5ヶ所あります。そこはプロとしての目利きです。


何も起こらない平準的なシーズンより、豪雨や台風被害とか干ばつとかのアクシデントが発生した
ほうが業者には緊張感が出るし、通常の仕事をいつも真剣にする体質ができます。


しかし、ハクサイ御殿とかキャベツ御殿ができた時代と違うのは、高値は長続きしないということです。


相場が高騰しても瞬間的になりました。


なぜか?


たちまち輸入品が入ってくるからです。


アジアは狭くなっているのです。しかも貿易業者は虎視眈々とそのチャンスを伺っています。


加えてLccで貨物の航空運賃は国内運賃より遥かに安く使えます。


この私でさえフェイスブックで毎日、アジア諸国の友人たちと朝の挨拶を交わしている時代です。


昨年の11月初旬、私はフェイスブックで日米りんご小売価格調査をしました。ニューヨーク、テネシー州のナッシュビル、ロサンゼルス、カナダのバンクーバー、トロント、東京、埼玉で。


今年はヨーロッパ、オーストラリアも加えたいと考えております。


あなたもいつまでもオラが村だけで生産、流通、消費を考えていたら時代の先取りはできません。


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