青果物の流通では泣き笑いはつきものです。
だからビジネスにする場合には、いかにリスクをヘッジしておくかがポイントになります。
地域いちばん店のスーパーまるさんでは、大田市場では品薄感で価格高騰しているのに
昨日もホウレン草を一束77円で通常どおり販売して常連客から信頼されていました。
仕入れる市場が5ヶ所あります。そこはプロとしての目利きです。
何も起こらない平準的なシーズンより、豪雨や台風被害とか干ばつとかのアクシデントが発生した
ほうが業者には緊張感が出るし、通常の仕事をいつも真剣にする体質ができます。
しかし、ハクサイ御殿とかキャベツ御殿ができた時代と違うのは、高値は長続きしないということです。
相場が高騰しても瞬間的になりました。
なぜか?
たちまち輸入品が入ってくるからです。
アジアは狭くなっているのです。しかも貿易業者は虎視眈々とそのチャンスを伺っています。
加えてLccで貨物の航空運賃は国内運賃より遥かに安く使えます。
この私でさえフェイスブックで毎日、アジア諸国の友人たちと朝の挨拶を交わしている時代です。
昨年の11月初旬、私はフェイスブックで日米りんご小売価格調査をしました。ニューヨーク、テネシー州のナッシュビル、ロサンゼルス、カナダのバンクーバー、トロント、東京、埼玉で。
今年はヨーロッパ、オーストラリアも加えたいと考えております。
あなたもいつまでもオラが村だけで生産、流通、消費を考えていたら時代の先取りはできません。
そうした生産、販売のスキルを「すばる会員」で学びませんか?
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