2013年7月13日土曜日

発酵文化からみる中世寺院の興隆









 

 

 

 

僧坊酒とは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 






金沢発酵文化研究所さんからシェア



寺院で酒を造っていた…。

僧坊酒と言います。

 
当初は神々に供えるため(神仏習合)と言われますが、徐々に販売されるよう

になりました。

なぜ寺院でそのようなことができるのか?

寺院には人材がいます。

寺院には荘園から貢納される米がたくさんあります。

そして寺院は、文化の最先端を担っていました。
 
前回紹介した正暦寺は興福寺の別院で、人材も、米も、技術もありました。

そして、酒造りに適した水もありましたそんな中生まれたのが「菩提泉」という酒。
それまで麹は玄米で作っていたのですが、それを白米にし、「南都諸白」と呼ばれた酒の発端をなすものでした。
発酵文化から垣間見る中世寺院の興隆、そんな歴史の描きかたもありかもしれません。







0 件のコメント:

コメントを投稿