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福井 恒美さんからシェア
フクイツネミの妄想つぶやき<その3>シゴト
田舎のシゴトについて考える。田舎は仕事がないから・・・と良く聞く言葉です。本当にそうだろうか・・と言う事を書きたいと思っていたけど、毎日バタバタして遅くなってしまった。さて、「シゴト」一言で言うと、課題や問題を解決することがシゴトかな。あと便利にすること、喜ばれること。だとすれば、とっとり県はシゴトが多いはず・・・
しかしです、確かに耕作放棄地がたくさんあります。行政も民間も考えることは、「これを利用すればいいじゃん!」・・・でも経験ないと無理なんだな・・特に移住者は道具もいるし、助成があって学びながら生活出来て、そのあとも条件付きで農業できる資金も出して支援してくれる制度もあるんですが、それでも挫折してしまう方も当然あるわけです。これは全国どこに住んでもあるわけです。覚悟と想いと努力が必須なんだな。
農業のプロでもウハウハではないと思います。ではウハウハにしようと考えましょう。マーケティング、プロモーション、デザイン、写真撮り、印刷、ホームページ、ソーシャルメディアの利用・・・これ農家の人はできないかもね。でも出来る人がいればシゴトになる。 作ったものが売れると、作る人も増える、作る人が増えると耕作放棄地が減る。林業や漁業にも通じると思います。マッチングしましょう。
とっとり県の最大の武器は「とっとり県であること」当たり前だけど、大切なことなんだな。東京にならなくていいし、山梨や長野でもない。別に他県のまねをすることない。とっとり県と正面から向き合い風土や風習や気候さえも味方にすることは大切ですね。特に中山間地が多いとっとり県は作業は山ほどあるけど、でもシゴトにつながらない・・作業と仕事は違うんだな。でも発想とか、視点とか、角度を変えて見ると新たに生まれるものだと思う。
少子高齢化もそう。私がやっているリヤカー市は・・・自分の仕事が休みの週1回、日曜日の午前中歩いています。3時間でほぼ完売します。楽しいので続けています。町中にお年寄り多い地区はまだまだありますし、米子市や鳥取市もニーズはあると思います。自分で野菜を作ってリヤカーで売り歩く。りっぱにシゴトになるんです。コミュニティを持ちながら野菜を売っていますが、話すことでいっぱい情報が入ります。つまりリサーチできます。困っていること、喜ばれること、これに知恵と行動力が伴えば新たなシゴトにつながる気がします。
リヤカー市・・売るのは野菜にこだわらなくていいかもしれません。古本売ってもいいかも。移動図書とか。その他サービスを売ることもありかな。自分はおじさんだから(笑)夏は麦わら帽子でしたけど、若いひとがやればマルシェのイメージでやってもいいんじゃないかな。リヤカーもアルミ製もあるし、色を塗ってもいいし・・自分は、リヤカー市を組織化できたらいいな~と今考えています。
町中を歩きコミュニティを持つ・・そこにシゴトの種がいっぱいあることに気がつきます。そうです、シゴトって創ることもできるんだな。気がつかないだけかもしれません。自分はリヤカー市、始めてまだ半年です。ようやく何か見えてきたような気がします。あ、そうだ! 野菜を中山間地の方と手を組むと村の人にもいいですね。
と、言うことで何か中途半端なつぶやきになりました。シゴトの妄想は続きます。ご意見、ご感想、ご提案などあればドシドシ言って下さい。みなさんの熱いメッセージをお待ちしています。
IJU交流デザイナー フクイツネミ
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