どう楽しみますか?
メロンが旬を迎え、店頭を通ると甘い匂いに誘われますよね。
原産地はアフリカやアジアなど諸説ありますが、古代エジプトの壁画にも描かれているほど古い歴史があります。
日本でも大昔から食べられていたようで、縄文時代の遺跡からも種が発見されていますが、それはマクワウリで、西洋系のマスクメロンが伝来したのは明治になってからです。
昭和の中頃までは、メロンと言えば、温室栽培の高級なマスクメロンか、マクワウリでしたが、品種改良などにより、栽培しやすく糖度の高いものが登場し、割と手軽に食べられるようになりました。
あの網目模様を見ると今でも最高級品のイメージが離れませんよね。メロンの網目は、表皮に比べて果肉の成長が早く、皮が弾けて表面がひび割れてしまうのを防ぐために組織が発達してできるそうです。まさに見た目の通りの役割だったとは!
今回の写真掲載のために、メロンに生ハムを乗せてみたところ、周囲からは「ブルジョワか!」「そんなの家でやったことない」と非難の嵐でした。。。
上司から「凄いよ~」と聞いて試してみたのが、牛乳メロン。やってみると・・・何が凄いのかがよく分かりました。とにかく苦いんです!!
一見、ベストマッチのような気がしますが、メロンなどの果実に含まれているタンパク質分解酵素が、牛乳中のタンパク質をペプチドに分解するため恐ろしく苦くなってしまいます。パイナップルやキウイフルーツなども同様で、牛乳と混ぜるときは注意が必要です!事前に果物を電子レンジなどで加熱すると、酵素の活性が失われるので、美味しくいただけますよ。
さて、次にすすめられたのがブランデーメロン。一体どうなるんでしょうか?
全国19の産地が一同に集結するメロンの大祭典「全国メロンサミット」が、日本一の産地である茨城県鉾田市にて6月5日(日)に開催されます。メロン好きな方は是非!
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