2019年5月3日金曜日

野菜の価格は回復も力強さはなし

日本農業再生














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野菜の価格は回復も力強さはなし


 

 

 




青森市中央卸売市場の4月の販売統計がまとまりました。

国が定める指定野菜14品目の平均卸売価格の対平年(直近4か年の平均)指数は、前月より9ポイントアップし92%の「平年並み」に。

4月はこれまでの暖冬傾向から一転し、全国的に気温が低い日が多くなりました。

まとまった雨が降ることも少なくやや干ばつ傾向となっています。

野菜の生育にブレーキがかかり、前進出荷の反動もあって出回り量は落ち着いてきました。

多くの品目で相場を持ち直しましたが、平年並みかそれ以下にとどまっており、まだ力強さはありません。


-は該当なしを、△▼は前月からのランクの移動を示します。
・平年より極めて高い
(平年比200%以上)
 -
・平年よりかなり高い
(150%以上200%未満)
 -
・平年より高い
(125%以上150%未満)


 玉ねぎ
・平年よりやや高い
(111%以上125%未満)
 
レタス△
・平年並み
(90%以上111%未満)
 
ピーマン▼、里芋、なす、大根△、
 ほうれん草△、トマト
・平年よりやや安い
(80%以上90%未満)

 きゅうり▼、人参△、キャベツ△
・平年より安い
(67%以上80%未満)
 
ねぎ、白菜△
・平年よりかなり安い
(50%以上67%未満)

 ばれいしょ△
・平年より極めて安い
(50%未満)
 -


長期化していた玉ねぎの品薄高も、産地の切り替わりによって解消される見込み。

豊作基調の佐賀県産や兵庫県産などの西物は連休明けから出荷が本格化し、潤沢な出まわりになりそうです。














 

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