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台風10号の爪痕②
絶対量不足から相場は続伸
強風に煽られて葉がかき乱されまるで山姥の髪のように
上北地方の野菜産地では先週の台風10号上陸の影響がいまだに尾を引いています。
そのひとつが、これから出荷の最盛期を迎える秋の大根。
強風に煽られて葉がかき乱され、まるで山姥の髪のようになっています。
葉の付け根が割れたものはすべて加工向け。
泥をかぶって全体的に肌が茶ばみ、水はけの悪い圃場では横縞症も発生、正品率が大幅にダウンしています。
前の週は8割だったのが6割まで低下。
回復まで数週間かかる見込みです。
競合産地の北海道産はもっとひどい状況です。
絶対量不足から相場は続伸。
消費者の皆さんからは「品物が悪いのに高いなんて…」という不満の声が聞こえてきそうですが、「作柄が悪いがゆえに品薄で単価が高くなっている」ことをぜひご理解ください。
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