野菜のブランディングの仕方
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30年前、福岡で消費されていた何の変哲もない「青ねぎ」がありました。
それを東京でも販売したいということで動いたせり人がいました。
それは神田市場の東京青果の杉山勇という野菜部長でした。
地元の市場では当たり前で、全国区のねぎにしたいという発想さえありませんでした。
杉山さんは一束100円の小売価格で販売したいと取り組みました。
東京青果の同僚は関東の白ネギ全盛のなかで、そんなねぎが「売れるわけがない!}と冷ややかでした。
そんなねぎがやがて30億円の商材に育ち、産地は日本農業賞、天皇杯賞受賞に輝いたのです。
以来、農産物のマーケティングで「博多万能ねぎ」を凌ぐ商材は出現していません。
農産物をブランディングしたのなら、東京青果のような力のある市場に協力願わねばできません。
そうしたノウハウは教えます。
「博多万能ねぎはこうして生まれた」に書きました。l
関心のある方はどうぞご覧ください。
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