実例:農業が、デザイン、パッケージで、売れた!?
当事者というのは、なかなか気づかないことが多いです。それは普段見慣れてしまっているからです。
マイナス要素も自分たちが勝手な解釈でマイナスと思い込んでいる場合が、多いです。 プラスと思っていても逆にマイナスかもしれません。
そんないい事例です。
農村の知られていなかったおいしいお米。四国の四万十川の奥です。
そこにデザイナーが住みました。それが地域の活性化につながりました。
もともと丁寧に作られた山間部のお米。
たまたまデザイナーが移住。
デザイナーもプロデューサー、ディレクターの役割もして、協力したしあった結果です。
グッドデザイン賞も受賞。
もともとの資質を視覚化して、成功した事例です。
環境、健康、道徳的にいいという要素を活かした例でしょうね。
決して大量生産で、消費を図るものではないでしょう。
地域性を生かして、田舎の山奥のマイナスイメージを、プラスに発想して
「山間米」とネーミング。それに加えて全国ブランドネームの「四万十川」で
「四万十山間米」 これだけでイメージするするでしょうね。
清らかな水、山間部での自然の中で作られたクリーンなお米。
お米という単純な食材をデザイン、パッケージでイメージを引き出したいい事例です。
そこにはストーリーまで生まれてくるということです。
デザインと農業が組み合わされた事例です。
明るく、見やすいページです。誰に売るかもはっきりと表現されています。
http://www.sankanya.com
だからといって、何でもデザイナーに頼めば変わるというものではありません。
誰に買っていただくか、明確にすることが重要です。
また、欲張った情報の発信をしないことです。
単に、見せかけのパケージで化粧する話ではありません。
デザインが一人歩きしても中身と一致しないと失敗します。
作成:プランニング ジェックス :若林邑雄
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