コメを主食として副食物を食する日本型食生活が理想ではあるが、 現実は厳しいものを突きつけている。コメの消費が減少を続けてい るのだ。
平成22年度の食料需給表によると、国民一人当たり年間 消費量はコメ58.5キロ、野菜91.7キロ、果実39.3キロ 、肉28.6キロで何とコメはこの20年間で消費が半減している のだ。
願望としてはもうこれ以上減少しないでほしいのだが、農村部での 消費減はまだ加速するだろう。稲作は機械化体系が整い昔みたいな 農作業が重労働ではない。こうしてコメの代わりに石油を消費して るからだ。コメのように消費が半減した物資は他にないだろう。こ の現実を直視してほしい。
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