今回の東日本大震災で被害を受けた宮城県石巻市の夕刊紙、石巻日日(ひび)新聞が被災後の6日間手書きの壁新聞を作ったのです。
夕刊紙だからできたのかもしれません。未曾有の危機の時に90年の歴史を積み上げてきた地方紙が手書きの壁新聞とは立派な記者魂です。
そして困難を乗り越えて発行された歴史的な紙面として、米ワシントンにあるニュースの総合博物館ニュージアムに展示されることになった。
これは新聞の原点です。もともと新聞は瓦版だったのですから。掲示されたところがまさに「場」でした。
こうした精神を失わなければ、マスコミではなくソーシアルメディアとして受け入れてくれるでしょう。
つまり地域の消費者は高いね、安いねではなく生きた情報が必要だから「いいね!」ということで投げ銭を入れてくれるでしょう。
ここにソーシアルメディアの役割とソーシアルマーケティングの原点があるように思います。
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