北海道産ユリ根 作付け消えるピンチ?
救うカギは地産地消 <北の食☆トレンド>
北海道新聞デジタル
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ユリ根をご存じですか?
国産のほぼ全量が北海道で栽培されている野菜です。
りん片の重なる形が「年輪を重ねる」ことに通じるとして、京都などで、めでたさの象徴として正月に食べられるようになったと言われています。
こうした背景から、道外への出荷が大半です。1キロ2千円を超える高級品もありますが、通常は収穫まで6年かかる点などが敬遠され、作付面積は年々縮小しています。
火を通すだけで、ほくほくの食感が楽しめ、カレーやかき揚げなど、幅広い食べ方が楽しめるユリ根。
今、産地の再興を目指して、道内各地でさまざまな地産地消の取り組みが始まっています。(経済部 拝原稔)
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