2019年10月1日火曜日

相場回復の兆しは?…

日本農業再生
















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相場回復の兆しは?…







青森市中央卸売市場の9月の販売統計がまとまりました。


国が定める指定野菜14品目の平均卸売価格の対平年(直近4か年の平均)指数は74%と、前月より10ポイントダウンし、野菜全体では平年よりも「安い」状態に。


9月は過去最強クラスの非常に強い勢力で関東地方に上陸した台風15号により千葉県を中心に甚大な被害が発生。


これから始まる秋冬野菜の作柄悪化が懸念されます。


一方、夏秋野菜の主産地である北日本は8月と同様に高温干ばつ傾向が続き、野菜の生育が促進されました。


露地野菜を中心に潤沢な出回りとなり、特に根菜類の相場低迷が顕著でした。

9月は過去最強クラスの非常に強い勢力で関東地方に上陸した台風15号により千葉県を中心に甚大な被害が発生。これから始まる秋冬野菜の作柄悪化が懸念されます。

一方、夏秋野菜の主産地である北日本は8月と同様に高温干ばつ傾向が続き、野菜の生育が促進されました。

露地野菜を中心に潤沢な出回りとなり、特に根菜類の相場低迷が顕著でした。

出荷ペースが前進気味の夏秋産地は切り上りが早まり、秋冬産地は気象災害の影響で出遅れが予想されるため、産地の切り替え時期となる10月から11月にかけて入荷の谷間が生まれそうです。

ここで潮目が変わり相場浮揚に期待したいところです。



-は該当なしを、△▼は前月からのランクの移動を示します。
・平年より極めて高い
(平年比200%以上)
 -
・平年よりかなり高い
(150%以上200%未満)
 -
・平年より高い
(125%以上150%未満)
 -
・平年よりやや高い
(111%以上125%未満)
 -
・平年並み
(90%以上111%未満)
 ピーマン、なす▼、さといも、トマト△
 ほうれんそう△、はくさい、レタス▼、ばれいしょ▼
・平年よりやや安い
(80%以上90%未満)
 ねぎ▼、きゅうり▼、キャベツ▼
・平年より安い
(67%以上80%未満)
 たまねぎ、大だいこん
・平年よりかなり安い
(50%以上67%未満)
 ▼にんじん
・平年より極めて安い
(50%未満)
 -
だいこんと同様に深刻な相場低迷が続いているにんじん。主産地の北海道産が大豊作のためです。

画像は今週からスタートしたJA津軽みらいの高冷地にんじん。

肥大もよく品質良好。秋冬産地の千葉県産と茨城県産が台風被害で不作との情報があり11月以降は販売環境がガラリと変わる可能性も。












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