2018年12月31日月曜日

新しい年が「災」でなく「幸」でありますように!

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ソーシアルメディアで青果物の流通 








青森合同青果

青森合同青果株式会社





 

 

 

 

 

新しい年が「災」でなく「幸」でありますように!

 

 


 

 





平成30年の世相を表す漢字は「災」でしたが、青果業界も自然災害に翻弄された一年でした。


台風や豪雨、猛暑、地震などによって、野菜と果実の相場は激しく乱高下しました。生産者の皆さんは無論のこと、我々卸売業者も苦労の多い年でした。


卸売市場には価格形成によって需給を調整する機能があります。不作の時には価格を上げて農家の収入を確保し、豊作の時には価格を下げて需要を促すというものです。これにより、生産者の経営を支え、安定した流通を実現しています。


不測の事態の時こそ、公共性の高い社会インフラである卸売市場の機能が発揮されます。北海道胆振東部地震で道内全域がブラックアウトし物流がマヒしても、北海道産の野菜が全国の小売店の店頭から姿を消すことはありませんでした。卸売市場が流通在庫を保有し、市場間の連携で荷物の融通をするなど機動的な対応をとったからです。


今年6月、卸売市場法が全面改正されました。二年後の改正法施行に向けて、当市場でも開設者である青森市と業界関係者が条例改正のための協議を進めています。生産者と消費者の双方にメリットのある新しいスタイルの流通を確立するべく知恵を絞っているところです。


来年も、生産者の皆さんの所得向上と、市民の皆さんに安全安心で新鮮な野菜と果物を適正な価格でお届けできるよう頑張ります。


皆様にとって新しい年が「災(わざわい)」ではなく「幸(さいわい)」に満ちた年になりますようご祈念申し上げて、年の瀬のご挨拶といたします。一年間ありがとうございました。



青森合同青果株式会社 代表取締役社長 篠崎真孝






 




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