2018年2月19日月曜日

徳川家御用達の魚(その2)




 

  

 

 

 

 




徳川家御用達の魚(その2)

 

 

 





透き通るように白くほっそりとした指に喩えられる「シラウオ(白魚)」。まもなく産卵期を迎え、旬になります。
名前の由来は、生きているうちは透明なのに、死んでしまうと白くなっていくからといわれています。

おおむね全国各地に生息していて、主な産地としては、島根県の宍道湖や茨城県の霞ヶ浦などが知られています。

先日のワカサギは11代でしたが、シラウオは徳川初代将軍・家康の好物だったとか。

献上される時は、金文字で「御用白魚」と書かれた朱塗りの献上箱を、「御本丸御用」と朱書きした黒漆塗りのはさみ箱に入れ、丁重に扱われたそうです。

今では普通に流通していますが、昔はそんなにも大切に扱われていたと聞くと、ありがたみが増すかもしれませんね。










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