2016年10月8日土曜日

卸売価格と小売価格との間にはタイムラグあり






















青森合同青果株式会社 





タイムラグあり

 

 

 




高騰が続いていた「にんじん、馬鈴薯、玉ねぎ」のカレー野菜3種も、高値疲れからじり安となっています。


9月の月間平均卸売価格が平年比201%だった馬鈴薯は10月になって151%までダウン(10/1-10/7までの累計)。


123%だった玉ねぎはすでに平年を下回り96%になっています。


ただし、ご注意いただきたいのは、卸売価格とスーパーなどでの小売価格は必ずしもリアルタイムでリンクしないということ。


小売店では、高騰時には利益率を抑えてお客さんの抵抗感を少しでも和らげる努力をします。


そのかわりに、仕入れ値が落ち着いてから少しずつ利益を確保します。


卸売価格が下がったからと言って即座に売価に反映されません。


特に暴騰後はその傾向が顕著です。


先月、にんじんの相場が瞬間的に平年の3倍まで暴騰しましたが、小売価格はいつもの3倍にはならなかったですよね。


お店も工夫しているのです。

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