2016年10月1日土曜日

この葉もの野菜の高騰は何をもたらすのか?



「すばる会員」入会のご案内

 

 

 

台風と秋の長雨と日照不足で産地では大きな被害が発生

 

 

 




とりわけ葉もの野菜が高騰しています。

市場の卸売会社は相場の高騰で経営的にはほっと一息つけることでしょう。

お天道さま任せで経営努力をしなくても売上数字を稼げる最大の原因がここにあります。

自然災害に救われることは長続きしません。

山高ければ谷深しで天候が順調にいくと、もう救いようがない。

生産者と実需者は販売と仕入れの手当を独自に開発していくことになります。

だから市場外流通は拡大していくのです。

最新のデータでも野菜の総流通量に占める中央卸売市場のシェアは、もう50%を割り込み44.2%、果実はなんとたったの23.8%しかありません。

中央卸売市場でこうした実態ですから、地方卸売市場の実態は惨憺たるものです。

いくら目利きが揃ってるといっても、もう価格形成などととてもできません。

この現実を認識してもらいたいものだ。



0 件のコメント:

コメントを投稿