★【写真と文はジャーナリスト・海老名 こうきさん】
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旭川のとなり町、当麻町(とうまちょう)は農業で成り立つまちです。
12年連続道内品質NO.1の「米」、写真のブランドすいか「でんすけすいか」のほかにも菊やバラの栽培では道内トップクラスの品質と生産高を誇ります。
人口は7000人あまり。農業のまちらしく、実にのんびりしたムードが漂います。
夕張メロンが糖度などに厳格な基準を設け、高品質のものだけを市場に流通させることで信頼を高めていったのと同様に、この「でんすけ」にも厳格な基準があります。それに満たないものは流通させない、だから「ハズレ」がない。贈答用としてはとても重要なポイントですが、やり抜くことは容易ではありません。それが地域内でできているからこそ「ブランド」なのですね。
間引かれるすいかの多くは農家さんたちによって漬け物として消費されているようです。
こうしてブランド品を作り出すのには生産者、流通業者の皆さんのたいへんな苦労があります。
返信削除そうした思いを忘れないようにしたいものです。いま流行の言葉でいうと「食べることで農業支援ができる」ということになります。
「すいか」はどんな清涼飲料水よりも人間の身体にはいいものです。