2011年6月4日土曜日

この奇跡の105歳を見よ

本日、TBSラジオ「永六輔の土曜ワイド」にゲスト出演された松島とも子さんが紹介された人が曻地三郎さんであった。興味のある方は6月25日にも同番組で続きを紹介されるそうで、ぜひお聞きください。ホントに奇跡の105歳です。125歳が目標だそうです。あと20年です。松島とも子さんのレポートがとても素敵です。


さらに彼の人生がまたスゴイです。「しいのみ学園」設立者ですが、ウキペディアで経歴を紹介しておきましょう。

曻地 三郎(しょうち さぶろう、1906年8月16日 - 、旧姓:山本)は、日本の教育者教育学者福岡教育大学名誉教授。教育学・心理学・精神医学のエキスパート。

経歴 

北海道釧路出身。広島師範学校広島高等師範学校広島文理科大学を卒業後、九州大学医学部では精神医学を学んだ。

29歳で結婚。長男と次男が共に脳性小児麻痺に。1954年、自費で養護学校しいのみ学園」を設立、障害児教育に挺身。当時はまだ学校教育法に基づく養護学校(現在の特別支援学校)制度が整備されていなかった時代であっただけに、日本初の障害児のための教育施設として注目を集めた。

歳月が過ぎ、妻と長男に先立たれ、2002年に次男が、2003年春には長女も他界。妻と3人の子ども全てを見送り、95歳で初めて自分の自由な時間を得た。三郎の人生は、正に95歳からが青春とばかりに、2004年から中国の障害児教育支援と新しい幼児教育法の普及に乗り出した。これは、少子化によって日本では子供の数自体が減少したことも理由となっている。

2005年、数えの100歳を期して、世界一周講演旅行を始め、以後毎年続けている。この年はアメリカ・イギリスをはじめ9カ国を訪問、アメリカ・創価大学、コロンビア大学、イギリス・ケンブリッジ大学、ドイツ・ハイデルベルク大学などで講演。
2006年は、中国上海・華東師範大学、アメリカ・ハーバード大学、フランス・ユネスコ、シンガポール・日本人学校、香港・創価幼稚園などを訪問、講演。

2007年、ハワイ大学・附属幼稚園、ブラジル・公文教育研究会、ロシア・モスクワ心理教育大学、中国・長春大学などで講演。映画「しいのみ学園」中国語吹き替え版封切試写会開催(宮本中国大使挨拶)。

2008年、2月に台北を訪問、台湾SGI、国立台湾師範大学で講演。8月4日から9月12日までは、国連本部、カナダ、ブラジル・日本人会、サンパウロ大学、アフリカ・セネガル文部省、ドイツ・ベルリン大学、フィンランド・教育省、スエーデン、トルコなど連続4年世界一周講演旅行。

2010年5月3日、韓国政府より国民勲章を受章。同じ年、福岡県から「健康長寿マイスター」に任命されている。

テレビ出演

その精力的な活動が地元福岡はもちろんのこと、他の地域でもマスコミに積極的に取り上げられるようになる。

NHK百歳バンザイ!』では、2007年3月10日の第1回放送で紹介された。翌年の敬老の日に放送されたスペシャル版収録日は、ドイツ・ベルリン大学で講演を行った直後のことだったため、テレビ電話での参加となったが、その精力的な活動は東京のスタジオに集まった出演者たちを驚かせた。

2009年5月3日放送『生命の謎を探る旅スペシャル”ここまでわかった!長生きの秘密と真実”』(日本テレビ、製作著作:中京テレビ)でスーパー老人として紹介された。長生きの秘訣を「小食」と語り、「一口で30回噛む」を実践している。

著書 

  • 『Parent and Child Toymaking Class』三才児教育学会、2003年
  • 『曻地式手作りおもちゃ・親子愛情教室』三才児教育学会、2003年
  • 『禍を転じ福と為す』西日本新聞社、2004年
  • 『ただいま100歳』致知出版社、2005年
  • 『100歳先生の「生きる力」を伝える幼児教育』生活人新書、2006年
  • 『102歳児』山本KATI出版、2008年


「すばる会員」お申し込みはこちらへ

0 件のコメント:

コメントを投稿