2017年6月9日金曜日

【澤光青果 便り】№105  きょうのおすすめ品は何だろう?

日本最大の大田市場・東京青果には

全国の有力産地が日本一の評価を求めて出荷してきます。

その中で指定席を確保することは半端な覚悟ではできません。


消費者の皆さんもたまには、
そうした生産者の仕事ぶりを思い浮かべてほしいものです。  






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【澤光青果 便り】№105



おはようございます


さて本日のおすすめ品は・・・






 

本日のおすすめ品 

 

  

宮城県産    『アセロラ』

京都府産    『伏見甘長とうがらし』

 

 


アセロラ

東日本唯一の稀少なアセロラ園

亘理でアセロラの栽培をしている伊藤正雄さんが、その栽培を思い立ったのは25年以上前のことです。

親戚がブラジルへ行く、ということを聞き「なにかよい作物があったら見てきて」と頼んだところ、おみやげ代わりに届いたのがアセロラでした。

その後、試行錯誤を重ね、アセロラ栽培を拡充させていき、生産も安定してきました。
しかし2011年3月、東日本大震災に遭い、伊藤さんのアセロラ園は壊滅的な打撃を受けてしまいます。

震災後、新芽をつけた数本の苗木から再開した伊藤さんのアセロラ栽培は、現在、震災前の7割以上にまで回復してきました。

東日本唯一の栽培農家である伊藤さんは、今後もスーパーフード・アセロラを全国に広めていきたいと考えています。

「アセロラを通じ、亘理の復興と豊かな大地のことを知ってもらえれば」伊藤さんはそんな思いも抱きながら、日々アセロラ作りに取り組んでいます。

アセロラというと、レモンの10~30倍以上のビタミンCを含んだ果物というイメージがあり、主に加工品としてなじみがあります。

伊藤さんのところでも、酢やジャムなどの加工品を作っていますが、実は生食用も扱っています。

以前から産直施設などに生食用のパックを卸していることもあり、地元では「アセロラを生で食べる」というのが定着しています。さくらんぼのような食感でレモンほど酸っぱくなく、食べやすい果物なのです。



伏見甘長とうがらしほんまもん京野菜

「伏見甘長とうがらし(伏見とうがらし)」は京野菜の1つで、辛味のない大型のとうがらしです。江戸時代の書物にも記録が残る古い品種で、京の伝統野菜に認定されています。

長さ10~15cmほどでスラッとした形をしていて、全体が鮮やかな緑色。その細長い姿から「ひもとう」とも呼ばれます。辛味はなくて果肉がやわらかく、焼いたり揚げたり煮たりと、さまざまな調理法に使える野菜です。

ピーマンや万願寺とうがらしと同じように、完熟してから収穫すると果皮全体が赤くなり、甘味が強くなります。

なお、伏見甘長とうがらしは辛味がありません焼いたり煮たり、天ぷらや炒め物などいろいろな食べ方ができます。
伏見甘長とうがらしは一般的なししとうがらしのように種ごと食べても大丈夫ですが、気になる場合はあらかじめ取り除いておくとよいでしょう。

なお、丸ごと素揚げや天ぷらにする場合、そのままだと空気が膨張して破裂することがあるので、事前に爪楊枝やフォークなどで数ヶ所穴をあけておくのがポイントです。

生産者の皆様本日も素晴らしい逸品ありがとうございます。

本日も宜しくお願い申し上げます。

最後までご覧頂き誠にありがとうございます。

澤光青果 宮下


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