2021年5月31日月曜日

こういう動きを待っていた! 

 

 

 

 

 

 

 

こういう動きを待っていた! 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

印鑰 智哉さんからRT


こういう動きを待っていた! 


ヨーロッパの代表的な流通業者たちが共同で声明を発表し、「ゲノム編集」に関して、従来の遺伝子組み換えと同様に規制するという方針は変更して、規制緩和すべき、とする欧州委員会の報告を批判し、「ゲノム編集」食品を厳しい規制に置くべきと態度を明らかに!

画期的なのは、「ゲノム編集」食品をいったん規制緩和してしまえばトレーサビリティはなりたたなくなってしまうことを流通業者の側からしっかりと表明したこと。

いってみればそれは食品産業の基盤でもあり、譲れないことのはず。

日本の食品流通業者でも何も変わらないはず。


ヨーロッパではNon-GMO・有機農産物市場は毎年毎年、急成長を遂げているは、それはこの規制緩和によって台無しになってしまうし、第一、そんなものを望んでいる消費者などいない。

そして、さらにこの声明はEUのグリーンディール政策と「ゲノム編集」食品規制緩和は両立しないとまで言っている。しっかりと踏み込んで「ゲノム編集」とみどりの政策は相容れないと言っているわけだ。


さて、日本はどうだろう? 


農水省が策定した2050年に向けた「みどりの食料システム戦略」ではなんと「ゲノム編集」やRNA農薬が基軸に位置づけられている。

みどりとはほど遠いものをみどりの政策であるかのように言うのはまさにグリーンウォッシュ(ごまかし)政策である。


農水省の方たちや日本の食品流通業者の方たちには、ぜひ、このヨーロッパの流通業者たちの声明をじっくり読んでもらいたいものだ。


Retailers’ Resolution
European Retailers Take a Strong Stand Against Deregulating New GMOs (PDFファイル388KB)
https://gmwatch.org/.../Retailers_Resolution_Against...


仮訳を作りました。

 

 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿