庭木にも冬支度
寒さが本格的となる前に、いろいろな冬支度が欠かせません。
庭木には「雪吊り」。幹に添わせるように支柱を立てて、その上端にしばりつけた縄で枝を吊ってやることで、雪の重みで庭木が曲がったり枝が折れるのを防ぎます。
最近では、あまり雪が降らない地域の庭園などでも、寒々とした冬の庭に暖かみを添える装飾として行われていますが、水分を多く含んだ重い雪が積もる地域では、庭園はもちろん一般家庭でも、装飾ではなく庭木の雪害を防ぐという実用的な目的で、ごく普通に行われています。
雪国出身の担当の実家では、毎年師走を迎える頃、父が庭木に雪吊りを行うのが、冬支度の風景の一つです。
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