2018年4月21日土曜日

盤上の時代絵巻











 







盤上の時代絵巻

 

 

 

 

 


藤井六段の活躍などで将棋界が盛り上がっていますね。

将棋に欠かせないのが駒。木地には、ホウノキ、ハクウンボク、イタヤカエデなどのほか、高級品では本ツゲが使われます。

その将棋駒で全国の生産量の95%以上を占めるのが山形県天童市です。
天童将棋駒の起こりは、江戸時代後期のこと。

この地方を治めていた藩の財政救済のため、下級武士に駒作りの内職を勧めたのが始まりなのだとか。

その天童市で、約二千本の桜が舞鶴山に咲き乱れる頃に行われるのが「人間将棋」。甲冑や着物に身を包んだ武者や腰元たちが、プロ棋士の差し手に従い、約15m四方の巨大な将棋盤を動き回ります。

まさに時代絵巻とも言うべきこの伝統行事。

今年は、今日と明日行われます。

どんな対局が繰り広げられるのか、とても楽しみですね。

写真提供:天童桜まつり実行委員会(上)



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