愛酒の日
8月24日は「愛酒の日」。
お酒をこよなく愛した歌人、若山牧水の誕生日から呼ばれるように。
そこで、最近では海外でも人気の日本酒の原料となる「酒造好適米(酒米)」をご紹介。
酒米で一番有名なのは「山田錦」ではないでしょうか。
銘柄別生産量(平成28年産)は全体の約4割。産地では兵庫県が約6割を占め、岡山県や山口県など全国34府県で生産されています。
誕生は、1923年、兵庫県立農事試験場(現:兵庫県立農林水産技術総合センター)で、「山田穂」を母、「短稈渡船(たんかんわたりぶね)」を父とした人工交配から。
1936年、母の「山田穂」と、当時稲の品種名に一般的に用いられていた「錦」を組み合わせ、「山田錦」と命名されました。
当初、蔵元の期待は低かったようですが、実際に使ってみたら評価が一変したそうです。
これで酒米としての地位を確立し、今でも多くの醸造家から支持を受けています。
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