青森合同青果株式会社
野菜全面安、価格低迷は深刻
青森市中央卸売市場の7月の販売統計がまとまりました。
指定野菜14品目合計の平均卸売価格は平年比75%の79円。キロ単価100円を下回る極度の安値となりました。
平年価格を上回ったのは「ねぎ(106%)」のみ。他はいずれも平年を下回り、特に「人参」は平年比59%とほぼ半値でした。
◆平年より高い(125%以上)
※該当なし
◆平年よりやや高い(111%以上125%未満)
※該当なし
◆平年並み(90%以上111%未満)
ねぎ、ほうれん草、ピーマン▼
◆平年よりやや安い(80%以上90%未満)
きゅうり▼、里芋、トマト▼、白菜▼、なす▼
◆平年より安い(67%以上80%未満)
馬鈴薯▼、大根▼、レタス▼、玉ねぎ▼、キャベツ▼
◆平年よりかなり安い(50%以上67%未満)
人参▼
14品目中11品目が前月よりもランクダウン。雪崩を打ったように相場が崩れました。
7月上旬の全国的な猛暑による需要不振が最大の原因。再生産価格を下回っている大型野菜では圃場廃棄も始まっており、農家経営に大きな打撃となっています。
価格浮揚には力強い需要が必要です。野菜をどんどん食べて消費拡大にご協力をお願いします。
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