2017年1月6日金曜日

二年連続で年末に失速・・・




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青森合同青果株式会社 








二年連続で年末に失速…

 

 

 

 

 




青森市中央卸売市場の12月の販売統計がまとまりました。

指定野菜14品目合計の平均卸売価格は165円とかろうじて前月(157円)を上回ったものの、平年比は11月の155%から110%へと大幅ダウン。

多くの品目が土壇場で市況を下げました。

適度な降雨と気温高で露地野菜の生育が進み、クリスマス連休明けから入荷量が増えたためです。

高値疲れに加え、品薄高を予想し年末商談が慎重だったことも原因。

特に品薄が警戒されていたレタスやキャベツの土壇場での荷動きは低調でした。

◆平年よりかなり高い(平年比150%以上)
 白菜▼、馬鈴薯▼、トマト

◆平年より高い(125~150%)
 キャベツ▼、人参▼、大根▼

◆平年よりやや高い(111~125%)
 ※該当なし

◆平年並み(90~111%)
 ねぎ▼、茄子▼、ピーマン▼、里芋△、
 きゅうり▼、ほうれん草▼

◆平年よりやや安い(80~90%)
 玉ねぎ

◆平年より安い(80%未満)
 レタス▼

(注)▼△は前月からのランクの変動を示します

今後はほとんどの品目で順調な出荷が見込まれ、9月から続いていた野菜の品薄高もようやく解消されそうです。西日本からは平年よりも20日前後早い梅の開花の便りも届き、春の訪れはかなり早そう。生育が進めば出回り量が急増し、一転して安値基調になる可能性もあります。







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