2016年12月3日土曜日

青森のおでんには欠かせません




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青森のおでんには欠かせません

 

 

 

 

 

 

 

 




青森のおでんのつけダレといえば「生姜味噌」ですよね。

終戦直後、連絡船を待つ乗客に少しでも体を温めてもらおうと青森駅前の屋台が味噌ダレに生姜をすり入れたのが始まりと言われています。

一昔前の子どもたちにとっても生姜味噌おでんは手軽なおやつでした。

冬だけでなく、夏の海水浴場でもよく食べたものです。

海から上がったばかりの冷えた体を温めてくれました。

生姜は熱帯アジア原産で、3世紀ごろに中国を経由して日本へ渡り、平安時代には広く食用とされるようになりました。

説話集「今昔物語集」の本朝仏法部の中で、疫病平癒の祈祷の際のお供物として登場します。

「精(シラゲ)タル米、大豆、角豆(ササゲ)、餅ナラビニ時(トキ)ノ菓子(コノミ)、薑(ハジカミ)…」

白米や豆類、季節の果物と一緒に御神饌とされていたことから、この頃すでに身近な野菜だったことがうかがわれます。

大生姜はヒネ生姜とも呼ばれ、秋に収穫されたものを貯蔵し周年供給されます。

12月は一年で最も引き合いが強くなります。

おでん需要でしょうか?










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