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青森合同青果株式会社
記録的な高値でした
青森市中央卸売市場の10月の販売統計がまとまりました。
指定野菜14品目合計の平均卸売価格は平年比167%の141円。
過去に例のない高騰率です。野菜部門全体では196円となり、統計が電子媒体で残る平成14年以降の最高値でした。
相次ぐ台風上陸と9月の曇天による日照不足で秋冬野菜の生育が大きく阻害されたためです。
玉ねぎを除く13品目が平年値を超え、しかも著しく高騰しました。
◆平年より極めて高い(200%以上)
レタス(321%)、にんじん(311%)、はくさい(228%)
◆平年よりかなり高い(150%以上)
大根(192%)、ピーマン(190%)、きゅうり(188%)
馬鈴薯(169%)、キャベツ(163%)、ねぎ(152%)
◆平年より高い(125%以上)
なす(146%)、ほうれん草(143%)、里芋(139%)
◆平年よりやや高い(111%以上)
トマト(115%)
◆平年並み(90%以上111%未満)
玉ねぎ(94%)
高騰は1か月以上にも及び、高値疲れから弱含む品目が多くなっています。
ただし、依然として品薄が続いているため、思い切った売り込みをかけにくい状況。
相場の鎮静までにはもう少し時間がかかりそうです。
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