2016年10月3日月曜日

度重なる台風上陸で相場高騰











青森合同青果株式会社










度重なる台風上陸で相場高騰

 

 

 

 

 

 

 

 




9月の青森市中央卸売市場の販売統計がまとまりました。

指定野菜14品目合計の平均卸売価格の平年比は114%と、再び上昇に転じました。

特に高騰したのが4度の台風上陸に見舞われた北海道を主産地とする品目。

にんじん、馬鈴薯、玉ねぎの3品目は北海道産産のシェアが高いため、供給量不足から価格が上昇しました。

◆平年より高い(平年比125%以上)
にんじん、馬鈴薯△、レタス△、白菜△、玉ねぎ△

◆平年よりやや高い(111%以上125%未満)
ほうれん草△、大根、きゅうり△、ねぎ△、里芋△

◆平年並み(90%以上111%未満)
なす

◆平年よりやや安い(80%以上90%未満)
キャベツ△、トマト▼、ピーマン

◆平年より安い(80%未満)
該当なし

にんじんの平均卸売価格は平年比215%の230円。

過去13年間の最高記録です。偏差値に換算すると70.9となり、出現率は2%=50年に一度の暴騰となりました。

中国産にんじん(画像)の輸入が増えて相場も鎮静化しつつありますが、九州や関東の秋冬ものが本格化する11月までは平年を上回る高値基調が続くでしょう。

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コメント
全国37都市の49ヶ所に中央卸売市場が配置されています。
そして卸売業者が72社もあるのです。

上記のようにこうした記事をフェイスブックに書けるのは青森合同青果の篠崎社長だけ。

開設者が毎月こうした分析はしていますから、これに自分のコメントをつけるととて素晴らしい原稿になるのです。せめて経営者はこうした情報発信をしよう!

それが中央卸売市場の社会的責任となります。








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