2016年3月11日金曜日

東アジア地域包括的経済連携とは?


 








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TPPの陰に隠れて取り上げられることはまれだがTPP以上にアジア地域の農民の権利に脅威となりうるのが東アジア地域包括的経済連携(RCEP、アールセップ)だ。

市民組織GRAINがその問題についてレポートをまとめている。

 アジア地域では農民自身が保存した種子が使われるケースが8割とも9割とも言われている。

その種子をアグリ ビジネスは自分たちのビジネスにしたい。だから、農民たちが持っている種子を使う権利を奪う法制度を持ち込むために自由貿易協定が使われている。

TPPに 入っているアジアの国は少ないが、RCEPではもっとより多くのアジアの国が含まれる(TPPでは日本、ブルネイ、マレーシア、シンガポール、ベトナム。 これにRCEPはラオス、ミヤンマー[ビルマ]、インドネシア、フィリピン、タイ、カンボジア、中国、インド、韓国が加わる)。

 種子だけと思ってはいけない。農薬や化学肥料とセットとなり、農業のあり方が種子で決められていってしまう。アジア地域でどんな農業をやっていくのか、選択ができなくなり、アグリビジネスの思うがままの生産にされてしまう可能性がある。


 さらには遺伝子組み換えが強制されていく可能性もありうる。

 TPP/RCEPをセットで反対する必要がある。

New mega-treaty in the pipeline: what does RCEP mean for farmers’ seeds in Asia?
https://www.grain.org/…/5405-new-mega-treaty-in-the-pipelin…








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