常緑性の多年生植物のタケノコ
タケノコ
いつの間にか、心地よい日差しに春の訪れを感じるようになりました。今日はこの時期の味覚であるタケノコをご紹介。
竹は、常緑性の多年生植物で、毎年、地下茎と呼ばれる地中に埋もれた茎からでる新しい芽、これがタケノコです。
タケノコの時点ですでに60個ほどの節があり、この節の数は増えることなく、下の節から順に生長するそうです。そのため、最初は1日に1メートル以上伸びることもあるほどで、わずか数か月で立派な竹になります。
もともと1つの個体から次々にタケノコを増やして何百本もの竹林になるといわれますが、3~4年目の地下茎が最もタケノコを増やし、5年目を過ぎると減少し、豊作(表年)と凶作(裏年)を繰り返すようになるそうです。
ところで、竹の「花」の話を聞いたことはありますか?
孟宗竹で67年、淡竹で120年など、一定の周期で花が咲くといわれていますが、咲いたあとは竹自身が枯れてしまうため、昔は「不吉」な事と考えられてきました。ちなみに株分けや挿し木で繁殖させた竹であれば違う場所で育ったものも、親の竹の枯れる時期とまったく同じ時期に花を咲かせて枯れてしまうそうです。
竹の話が中心になってしまいましたが、写真は担当Tが先週作ったタケノコ御飯。子供達は3杯もおかわりしてくれました。
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