さやえんどうの呼び名いろいろ
【3000年!】
3月8日は「さやえんどうの日」です。ハウス栽培のさやえんどうが3月に最盛期となること、また3月8日で「さや」の語呂合わせからです。
さてこの「さやえんどう」、収穫時期によって、いろいろな名前で呼ばれます。
「さやえんどう」
さやが若く、中の実も小さいうちに収穫し、さやごと食べるもの。関西では「絹さや」と呼ばれることも。スナップエンドウや砂糖ざやは改良品種。
「グリーンピース」
中の実がある程度ふくらんだやわらかい状態で収穫したもの。関西で見られる「うすいえんどう」は、グリーンピースの改良品種。
「えんどう豆」
完全に熟してから収穫し、乾燥したもの。赤、白、青の3種類があり、蜜豆や豆大福、甘納豆などに使われる。
さらに、スーパーなどで売られている「豆苗」は、発芽して間もない根つきのえんどう豆の若芽です。
ところで、1922年、イギリスの考古学者カーター氏がツタンカーメンの墓を発掘した際に、数多くの埋葬品の中からえんどう豆も見つかったとされています。埋葬から発掘まで、3000年以上経っていたにもかかわらず、発見されたえんどう豆の発芽に成功した、という説もあり、今でも「ツタンカーメンのえんどう豆」として栽培されているそうです。真偽はともかく、濃い紫色のさやをしたえんどう豆には、古代のロマンを感じませんか?
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