2016年2月7日日曜日

踏まれて強くなる













  



踏まれて強くなる

 

 

 

 

 

麦踏み








皆さん、「麦踏み」という言葉を御存知でしょうか?読んで字のごとく、早春に麦の芽を踏みつけることで、麦を丈夫に育てるための作業です。

何度も踏まれることにより、茎がたくさん分かれ、しっかりと大地に根をはって強い麦に育っていくのです。

その麦踏み、以前はその言葉のとおり、人が畑に入り、足で麦の芽を踏んでいました。

昔は北風が吹きつける中、一家総出でやったものだと親から聞いたことがありますが、かなりの重労働だったと思います。

最近では、鎮圧ローラーをトラクターで引くという方法などにより、人が足で踏む光景を目にすることはあまりありませんが、やり方は代われども、麦踏みは麦が成育するための大切な作業なのです。

踏まれて強くなる...とは言うものの、こんなに踏まれているとは思いませんでした(^^;)




 写真提供:粟野氏(左上、左下)、農研機構(右下)






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