踏まれて強くなる
麦踏み
皆さん、「麦踏み」という言葉を御存知でしょうか?読んで字のごとく、早春に麦の芽を踏みつけることで、麦を丈夫に育てるための作業です。
何度も踏まれることにより、茎がたくさん分かれ、しっかりと大地に根をはって強い麦に育っていくのです。
その麦踏み、以前はその言葉のとおり、人が畑に入り、足で麦の芽を踏んでいました。
昔は北風が吹きつける中、一家総出でやったものだと親から聞いたことがありますが、かなりの重労働だったと思います。
最近では、鎮圧ローラーをトラクターで引くという方法などにより、人が足で踏む光景を目にすることはあまりありませんが、やり方は代われども、麦踏みは麦が成育するための大切な作業なのです。
踏まれて強くなる...とは言うものの、こんなに踏まれているとは思いませんでした(^^;)
写真提供:粟野氏(左上、左下)、農研機構(右下)
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