2016年1月28日木曜日

 「雪下野菜」はいかがですか?










雪のおかげ

 

 

 

 

 

 

 



先週来の西日本を中心とした記録的な寒さと積雪により、普段雪に慣れていない地域では大きな混乱に見舞われましたが、今日は、雪を味方にした美味しい「雪下にんじん」をご紹介します。


「雪下」や「雪中」とついた野菜をスーパーや直売所で見つけることがあります。呼び方は様々ですが、雪の下で越冬させた野菜たちのことで、ニンジン、ダイコン、キャベツ、ハクサイ、ネギなどが代表的な品目です。本来、秋に収穫する野菜をそのまま雪の中に寝かせておいたり、貯蔵したもので、雪深い地域での野菜保存の知恵を活かしたものなのです。


「雪下野菜」に共通するのが、凝縮された「甘さ」。雪の中は、常に0度の状態なので、野菜自体が、自らアミノ酸を糖分に分解して凍結しないようにするため、糖度が増すそうです。


そんな越冬野菜の中でも、糖度が抜群に増す野菜がにんじん。100%の生ジュースを飲むと、まるでフルーツのような香りと甘さが味わえるそうです。

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