2015年12月27日日曜日

寒くなるとおいしくなります Part4 「ふかうら雪人参」




















青森合同青果株式会社









寒くなるとおいしくなります Part4








昨日から雪が降り続き、今朝は氷点下5°Cまで冷え込んでいます。いよいよ冬本番、数少ない青森の冬の野菜もおいしさが増してきます。

植物は氷点下になると組織内の水分の凍結により細胞壁が損壊するのを防ぐため、でんぷん質を糖化して凝固点を下げようとします。その結果、糖度が増大し食味がよくなります。これを低温順化といいます。

平均的な人参の糖度は6度前後ですが、「ふかうら雪人参」の糖度は8~10度。以前、産地で計測した時は12度を超えたこともありました。雪の下の土の中でじっと収穫を待つうちに、じわじわと「甘熟」するのです。

これからの季節、人参はお雑煮やおせち料理だけでなく、「けの汁」や「こあえ」などの郷土料理にも欠かせません。年越し、お正月には、一味違う「ふかうら雪人参」をぜひご利用ください。




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